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OKITIVE編集部

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「ラジオの声の主は…」おきなわの恐怖体験⑨【琉球トラウマナイトリアルストーリー】 

おきなわの心霊体験

実際の恐怖体験を元に制作された「琉球トラウマナイトリアルストーリー2024」(2024年4月27日(土)ごご4時、沖縄テレビで放送)。
今回は番組で紹介したリアルストーリーを実際の投稿を元にOKITIVEでお届けします。

ラジオの声

Hさん(仮名)のリアルストーリー。

Hのもとに大学時代の友人から「久々に飲まないか?」と連絡が入った。
久々に話したいこともあり友人の家で会うことに。

約束の日、友人の家に行くとそこには誰もおらず、もぬけの殻。事態が飲み込めず、すぐにアパートの管理人さんに部屋の住民はどうしたのかと聞きに行くとその部屋に住んでいた友達は、その部屋で自殺していたそう。
全く状況が飲み込めず、「なんで自殺したんですか?」と聞くも管理人さんも理由がわからなとのこと。
しかしHにとってその友達は大学生の頃からとても親しかったので、自殺した理由を調べることにした。

その理由は割と早く分かった。と言うのもその自殺した友達の会社の同僚であるYさんが言うには1ヶ月前程から様子がおかしく、自殺する数日前に会社も辞めたそう。
会社を訪れると、友人が辞めた理由をYさんが話してくれました。

当時、友人は寝る時にラジオを聞くのが習慣になっていた。
そのラジオはリサイクルショップで安く仕入れたものだそうで、かなりお気に入りだった。

そんなある日、たまたま深夜3時くらいに目が覚めて、なんでこんな時間に起きたんだ。と思いもう一度寝ようとすると「うヴー」「うヴー」とうめき声のようなものが聞こえた。

琉球トラウマナイトリアルストーリー2024

完全に目が覚めてしまい、次の日まで眠れずそのまま会社に行ったそう。
前の日に寝ていない事もあり全く仕事に気が入らず、そんな事が週に2~3回あり悩んでいたが、これはうめき声などではなく、ラジオ局がマイクを切り忘れスタッフの声が入っているだけだと思い、ラジオ局に問い合わせの電話を入れた。
しかし、ラジオ自体3時ぴったりに放送は終了し、マイクもしっかり切っているとのこと。

それでも納得できず、うめき声をボイスレコーダーで録音し、これを使ってもう一度問い合わせをしようと深夜3時まで起き、ラジオに近ずきボイスレコーダーを起動した。
ラジオの音量を上げ、万全の状態で待っていると、深夜3時に時計の針がなったと同時にラジオから「助けて!!」女の人の声が聞こえてきた。

そのあとラジオからはザーザーと砂嵐の音がなり友達は何が起こったのか分からず立ち尽くしていた。
そしてラジオが怖くなり、買ったところとは別のリサイクルショップに売っることにしたそう。

しかし、次の日、そのリサイクルショップの店主から電話が来て「なんて物を売りに来たんだ」と店主から返品されてしまった。
その店主も、夜中の3時頃になるとコンセントの刺さっていないラジオからいきなり人のうめき声のような音が1時間ほど聞こえてくるという同様の体験をしていたのだ。

これは呪われたラジオなのかと思い、売るのではなく、除霊してくれないかと頼んでも、こんな危ないものは無理だと断られた。
他に除霊してくれるところはないかいと、探したかったが仕事が忙しく時間もなく、その上夜中になると聞こえてくるうめき声で寝不足になり、色々なことが重なりノイローゼになってしまい会社もやめてしまいそのまま住んでいるアパートで自殺してしまったとの事。

そして話が終わるとHは、Yさんからあるものを渡された。
それは、そのラジオから聞こえた「助けて」という声を録音したボイスレコーダーだった。
同僚Yさんによると、聞いてみたい気持ちもあるが怖くて聞けないのでHに代わりに聞いて欲しいとのこと。

Hが家に帰り、恐る恐るボイスレコーダーを再生すると、聞こえてきたのは女性の声ではなく、自殺した友人の「助けて!!」という声だった。
それを聞いて友人は驚き、そのボイスレコーダーを捨て、これ以上、自殺した友達に関わらないことにしたそう。

琉球トラウマナイトリアルストーリー2024
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