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【HY SKY Fes 2024】ちゃんみなインタビュー 初の沖縄ライブ「沖縄の3月の暑さに負けない会場の熱さを感じました」
【HY SKY Fes 2024】ちゃんみなインタビュー 初の沖縄ライブ「沖縄の3月の暑さに負けない会場の熱さを感じました」
3月23、24両日に開催され、大盛況に終わった【HY SKY Fes 2024】。
2日目に一際大きな歓声を浴びて登場したちゃんみなは、いま最も勢いのあるアーティストとして、途方も無いエネルギーを発散する圧巻のパフォーマンスでオーディエンスの心を撃ち抜いた。
姿を現すやいなや、冒頭から「美人」をブチかますと会場の温度は急上昇。立て続けにダンサブルで力強い楽曲を繰り出して中盤に差し掛かると、「涼しくなる曲たち」に移行して緩急をつけた。
「私のこと、みんなの涙だと思ってほしい。あなたが泣いてる限り、ずっと歌って踊るから」。
ライブ最終盤でのMCで優しく強く言葉にされた心揺さぶるパンチラインは、沖縄の陽射しよりも熱く鋭く、汗を飛び散らせて手を振り上げる多くの観客を射抜いていた。そんな圧巻なステージを終えたちゃんみなに、SKY Fes初出演の感想、そして次世代を担う子どもたちへのメッセージを聞いた。
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—素晴らしいパフォーマンスを終えて、初のSKY Fesはどうでしたか?
今、3月ですよね?っていう、暑さもあったんですけど(笑)。でもそれに負けないぐらいの会場の皆さんの熱さも感じました。初めて沖縄でライブしたので、やっぱり空気感が全然違うと思いました。
—初の沖縄ということもあって、声援が物凄かったですね。
(会場のお客さんが)凄い楽しく遊んでくれました(笑)
—めちゃくちゃ楽しんでライブしているように見えました。
やっぱりワーッてきてもらった方が、私もワーッて頑張ろうって思うんですよ。楽しかったです。本当に皆さんのおかげでパワーをもらいました。
—SKY Fesのテーマが「子どもたちの夢が生まれるきっかけの場」「日本一クリーンなフェス」なんですが、こうした取り組みに対してどう感じますか?
本当に素晴らしいの一言に尽きるというか。
こういう取り組みをやってらっしゃる人たちって、本当に限られていると思うので。こういう場を作ってくださって本当にありがたいという気持ちです。
今の時代って夢を探すのもすごく精一杯にならないといけないし、色んな情報がある中で自分の好きなことを見つけることも凄く難しくなってきてる中で、こういうきっかけを作ってくれる大人たちがいて、しかも楽しくやってらっしゃるのを見て、「私も頑張ろう」って思いました。
—ちなみに、ちゃんみなさんは幼少期どんな子どもだったのでしょうか。
ちょっと変わってる子だったと思います(笑)。ママに「私歌手になっていい?」って聞いたのがきっかけで、母が私にピアノとかを習わせてくれて。
うちあんまりお金がなかったんですけど、母がバレリーナをやっていたので、母にバレエを教えてもらったり、教室に通わせてもらったり。自分の好きなことをやらせてもらえる環境だったので、それは本当に凄くラッキーで、自分の夢を大きくすることができたんですけど。小学校に上がったら、けっこう自分の世界に入るような変な子だったなと思います。
—『高校生RAP選手権』への出場経験もありますが、歌の表現手法としてラップが良いという感じだったのでしょうか?
その当時はラップが得意だったんですけど、あんまりラップだけやろうとは思ってなくて。色んな音楽が好きだったので、色んな音楽ができるようになったらいいなと。ラップは今も好きです。
—自身の経験から、やりたいことがまだ見つかっていない子どもたちにアドバイスはありますか?
失敗を恐れないで欲しいなと思います。何かをする前に「失敗したらどうしよう」とか「これで上手くいかなかったらどうしよう」って考えて、行動に移せない人をよく見るんですけど。それって凄く勿体なくて。
本当に何回でも何回でもやり直せるし、いっぱい怒られて、いっぱい自分のことを叱って、それで見つかる道もたくさんあるので。とにかく失敗を恐れずに行動してほしいです。
—もし何か失敗した時、ちゃんみなさんは自分のことをどうやって励ましていますか?
今までやってきたことを1回振り返るかもしれないです。意外と凄いことをしてきたな、だから大丈夫、これぐらい乗り越えられる、って自分の過去の実績をちょっと見るようにしてます。
—次の世代の子どもたちに伝えたいことはありますか。
世界は思ってるよりも明るいので、私たちも明るくできるように精一杯頑張ります。子どもたちはもう何も心配せずすくすく大きくなって、好きなことをやって、自分たちの住みやすい世界を作っていくことができる、って知ってほしいですね。十分できるんだよ、って。年上の方々が頑張ってるのを見て、私たちも頑張ってるので。
—最後に、沖縄の子どもたちにメッセージをお願いします。
私たちは常に味方ですし、本当に何も恐れずに、これからも大きく大きく成長していってください。いつでも応援していて、いつでも本当に味方の1人ですので、私と一緒に頑張って生きていきましょう。ありがとうございました。
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