エンタメ,コラム,スポーツ
ゴミ拾いをすると、自分らしく生きられる? ゴミ拾いの精神的メリット
こんにちは!「水中ゴミ拾い専門店Dr.blue」でゴミ拾いダイビングのインストラクターをしている東真七水(アズママナミ)です。
私は「スキューバダイビング」と「ゴミ拾い」を掛け合わせ、海の底に沈んだゴミをスキューバダイビングをしながら楽しく回収するという「水中ゴミ拾い」を新しいマリンアクティビティとして広める活動をしています!
今月は、〜ゴミ拾いをすると、自分らしく生きられる?ゴミ拾いの精神的メリット〜
について書かせていただきます。
一般的に「ゴミ拾い」と聞くと、「環境問題のため」というイメージが強いはずです。
私も活動当初は、「少しでも海洋ゴミ問題を改善したい」という思いで始めました。
しかし、継続すること4年、ゴミ拾いに対する見方は大きく変わり、また自分の性格すら大きく変わったように思います。
一体それはなぜなのか?
順を追ってご説明してみます♪
沖縄でスキューバダイビングのライセンスを取得し、環境問題への関心を持ち始めた当時、東京で0Lをしていました。
毎日事務作業をしていて、周囲でゴミ拾いする人を見たり聞いたりすることは全くなかったです。
私自身も、人生でゴミ拾いをしたことがなく、ゴミ拾いすることがなんだか恥ずかしいという気持ちがありました。
どうしても、「変わり者と思われないかな?」と、人目が気になってしまうのです。
でも、環境問題を調べていくうちに、街中のゴミが雨や風に飛ばされて水路に入って、最終的に海へ流入してしまうという事実を知り、葛藤します。
羞恥心 VS 海洋ゴミ問題の結果、「たった1個で良いから、頑張って拾おう!」と、 日常生活の中で少しずつではありますが、ゴミを拾うようになっていきました。
そんな日々を数ヶ月積み重ねたところ、いつの間にかゴミ拾いが習慣となり、やりがいを感じ始め、その写真をSNSに投稿するようにもなりました。
すると、「興味あるから一緒にゴミ拾いにいきたい」と友人からメッセージが来て、ゴミ拾いの輪が徐々に広がり、どんどん楽しくなっていきました。
そこからゴミ拾い専用のSNSアカウントを作り、1年後には沖縄へ移住し、水中ゴミ拾いに出会い、現在の活動があります。
今となってはインスタグラムにゴミ拾いの様子を投稿するのが日課で、すっかり自分のライフスタイルとなりました。
冒頭で述べたように、ゴミ拾いを始めた当初は「ただただ海のために」と思っていました。
しかし今はそれだけでなく「自分が好きで楽しいから、やりたいと思ってるから」行っています。
私がゴミ拾いという行動によってまず変化を感じたことは、どれだけ恥ずかしくても慣れてしまえば特に気にならなくなるということです。そうなると他人の評価ではなく、自己評価を大切にする習慣が生まれます。
そして、その先に「自分らしく」生きることを優先できるようになったと思うのです。
小さな行動からではありますが、徐々に自分の思考が変わっていくことを実感しました。
(ただし、行きすぎると「頑固」という欠点にもなり得るので注意が必要です!笑)
ちなみに、それ以外にも、ゴミ拾いをしていると良い人と思われる効果があったり、新しい友人ができたり、また以前に記事を書いたことがありますが、運拾いにもなります。
こちらの記事をチェック!
「ゴミを拾うと運気が上がる?「ごみ拾いは運拾い」ごみ拾いにまつわる不思議なお話」
https://www.otv.co.jp/okitive/article/47884/
様々な付随的効果もあるので、ゴミ拾いは一石二鳥ならず3鳥、4鳥とも言えるかも?
ゴミ拾い信者となってしまった私としては、是非色んな視点でゴミ拾いの魅力を知ってもらって、義務感ではなく、自分のためにゴミ拾いをやってほしいと思っています。
海を綺麗にすることはもちろん、人生まで豊かにする行動だと実体験により感じています。
★5月の「水中ゴミ拾い」の成果
5月の回収した水中ゴミの結果は、10.94kgでした!
また、レアゴミMVPは…
バットマンです!!
アメコミではバットマン推しなので、水中で出会えてときめきました♪
アップサイクルしてマグネットにするか、レアゴミとして現物保存するのか…
悩ましいです♪笑
Dr.blueでは、土、日、祝日を中心に水中ゴミ拾いツアーを開催中!
皆様のご参加、心よりお待ちしております。
※水中ゴミ拾いダイビングのご参加にはスキューバダイビングのライセンスが必要です。
今月も最後までお読み頂きありがとうございました。
次回の連載は、7月の予定です!
また来月もよろしくお願いします^^
P.S.
先月の5月30日「ごみゼロの日」に、2周年を迎えることができました!
日頃暖かく応援してくださる皆様に改めて感謝申し上げます。
3年目も私らしくゴミ拾い活動して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
あわせて読みたい記事