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わたしが沖縄に移住した理由。武智志穂の“沖縄移住のリアル”Vol.01
はじめましてもそうでない方もこんにちは〜!武智志穂です。
この度OKITIVEさんから機会をいただき、連載コラムをスタートすることとなりました!
現在OKITIVEで色んな方が情報を発信されている中、わたしがコラムを通して発信していきたいのは“沖縄移住のリアル”です。
わたしは沖縄に移住して丸4年が経ちました。世間一般に沖縄移住はニーズが高く何かと注目されていますが、実際はどんな感じなのか?
わたしの日常を交えてお伝えしていければと思っております。
ですが…その前に♪
簡単にわたしの自己紹介と沖縄移住に至るまでを綴ります。
わたしは大阪生まれ大阪育ち。バリバリの大阪人です。
17歳の時に街で声をかけていただいたことがキッカケで、読者モデルの活動をスタート。
24歳まで大阪を拠点に活動していましたが、東京でのお仕事の比重が増えて上京しました。
雑誌、TV、ラジオ、ドラマ、CM、MV、数々のブランドさんとコラボレーションし、東京での生活は刺激的で、楽しい毎日でした。
そんな中、お仕事で沖縄に行く機会も沢山ありました。
その時にふと思ったのです。「なんなんだろう…?」行けば行くほど沖縄に惹かれ、もっと沖縄を知りたいと思わせられるうちに、沖縄の離島の魅力にとりつかれ、プライベートで色んな離島に遊びに行ったりもしていました。
※八重山諸島の旅本も過去に出版させていただいています。良かったら探してみてください。
思い返すと、わたしは5歳からスイミングスクールに通わせてもらっていたこともあり、泳ぐことが大好きでした。
沖縄旅行中に軽いノリで挑戦してみた体験ダイビングで、沖縄の綺麗な海の中の世界に魅せられ、ダイビングライセンスを取ることを決意しました。
どうせ取るなら綺麗な海で楽しみながらダイビングライセンスを取りたいと思い、阿嘉島(慶良間諸島にある離島)でダイビングライセンスを取得し…、ライセンスを取ってからは、更に沖縄に遊びに行く機会が増えました。
東京での生活は確かに刺激的で楽しいのですが、東京はわたしにとっては戦う場所だったので、たまにの息抜きが必要だったのです。
美しい命で溢れる青く澄んだ沖縄の海は、疲れたわたしの体と心を浄化してくれて、また明日から頑張ろう!とパワーを分けてくれる存在になっていました。
そして、おおらかで優しい沖縄の人々、生活のすぐそばにある豊かな自然、美味しいごはん、人懐っこい可愛い子ども達。
そんな沖縄は、いつかわたしが子育てをする時がきたら、沖縄で子育てをしたいなぁ〜
と思うようになっていました。
沖縄の魅力にどっぷりとハマりつつも仕事一筋で生きてきたわたしでしたが、夫ができて人生の次のステージのことを意識するようになりました。
その当時のわたしにとっての人生の次のステージ、それは…子どもを持つということでした。
それまで散々自分の好きなことだけをがむしゃらにしてきたわたしでしたが、自分以外の存在のために頑張るという人生を見てみたくなったのです。
きっとそれも楽しいんだろうな〜と思えていたのです。
ですが…これは一筋縄ではいかなかった!!
わたしは20代の頃から多嚢胞性卵巣症候群という病気で、毎月ピルを服用して生理をコントロールしていたのですが、この病気が原因でなかなか思うように妊娠することができなかったのです。
不妊クリニックに通い、担当の先生が勧めてくださる全ての方法を片っ端から試していましたが恩恵を受けられず、その後に体外受精にステップアップしたら1回目で妊娠!
不妊クリニックから産婦人科に転院して2回目の健診の時でした…12wで稽留流産が判明。
なんで?どうして?あれだけ順調に育っていたのに…?
努力をすれば、何かしらのかたちで努力は報われると思っていましたが、努力しても報われないことがあるということを、不妊治療で思い知りました。
不妊治療を続けるには、時間とお金、そして周りで支えてくれる人たちの協力と理解が必要になってきます。
仕事でも色々と迷惑をかけて、やっと授かったと思った命だったのに…
この時わたしの心はぽっきりと折れてしまいました。
それでも生きている人間は、前を向いて歩いていかなければならない。
落ち込むだけ落ち込んだら、あとは這い上がるだけ。
よし!気分を切り替えに、潜りに行くか!
心の声に従って向かった先は阿嘉島でした。
海でいっぱい泣いて、綺麗な海に潜って生かされていることに感謝して、美味しいごはんをおなかいっぱい食べて、たくさん笑って。
その時に見た海と素晴らしい夕陽は生涯忘れることはないでしょう。
それから体外受精を続けること3回。ついに体外受精4回目で、2つ戻した受精卵が2つとも着床することに成功!この受精卵は順調に育ち、無事に双子の男児を出産することができました!
ただ、妊娠中はコロナ禍真っ只中。
外出の自粛を求める緊急事態宣言もありました。
近所の大きな公園は「ここは休日のディズニーランドか?!」というくらい、連日驚くほどの人で溢れかえっていました。その時は公園くらいしか息抜きに行ってもいい場所が無かったんですよね、子どもも大人も…
そんな状況のなか、わたしは考えました。
子どもが3歳とか4歳とか、ある程度大きくなってから沖縄に移住しようと思っていたけど…
今のこんな状況下の東京で、わたしが思い描く“のびのびとした子育て”ができるんだろうか?
やっとの思いで授かった大切な命、せっかくの子育て。
その時に直感的に感じたのです。「あ、移住するなら今しかない。」
思い立ったら即行動。物件を探してみると出てくる出てくる魅力的な物件の数々!
当時はコロナ禍で沖縄への旅行者も少なく、借り手のないお洒落なお家が東京の家賃と比べると民泊サイトで格安にて賃貸が出ていたんです。
そんなこんなで気にいる物件が見つかり、とんとん拍子に移住が進みました。
産後1ヶ月での引っ越し移住は確かに大変だったけど、あのタイミングで「えいっ!」と勇気を出して沖縄に移住してきて、本当に良かったと思っています。
子ども達を自然の近くですくすくと、のびのびと育ててあげたいと思っていたけど、結果親のわたし達がのびのびとさせてもらっています。
そして、この「のびのび」って大切!心の余裕が持てる余白って、子育てする上で絶対に必要だとわたしは思います。
更には沖縄という場所の懐の深さ。
移住して4年経った今も日々感じ、感謝して生活をしています。
こんな感じで長くなってしまいましたが、わたしが実際に沖縄に移住してきて子育てをしてみて何を感じているか、どんな魅力があるのか、どんな問題があるのか、沖縄のリアルな情報をお伝えできたらと思っております。
これから移住を検討されている方の少しでも参考になればいいな〜!
それではまた次回の“沖縄移住のリアル”もお楽しみに!!
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