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創業16年 本場アメリカのパンケーキ!国籍問わず多くのパンケーキ好きが集う「JAKKEPOES(ヤッケブース)」(読谷村)
読谷村都屋に2008年にオープンした、沖縄県内のミリタリー(米軍基地の方々)がこぞって通う老舗パンケーキハウス「JAKKEPOES(ヤッケブース)」。
創業16年となるパンケーキハウスの人気の秘訣を、店主に聞いてきましたよ!
目次
「JAKKEPOES(ヤッケブース)」のパンケーキファンでにぎわうアットホームな店内
「JAKKEPOES(ヤッケブース)」は、2008年の創業当初から、読谷村をはじめ沖縄県内のアメリカ軍基地に従軍するミリタリーに人気のパンケーキハウスです。住宅街の奥にあり、目立たない立地の「JAKKEPOES(ヤッケブース)」ですが、オープン当初からお客さんは多かったようです。
米軍基地内で読谷村のパンケーキハウスが話題となり客足が伸び、あれよあれよとお店は人気店になりました。地域のお客さんだけでなく観光客など国籍問わず、多くの方が訪れています。
オープン当初は、店内に入ってすぐの1部屋だけだった客室も、人気とともに3部屋での営業スタイルに。
店内には9つのテーブル席があり、カップルや子連れファミリー、大人数のグループ客まで対応しています。
外人住宅を活用した店内は、アットホームでとても居心地が良くのんびりしすぎちゃいそうな雰囲気です。
「JAKKEPOES(ヤッケブース)」の多彩なパンメニュー
「JAKKEPOES(ヤッケブース)」のウリは、パンケーキです。アメリカンスタイルのパンケーキは、店主の藤本さんがアメリカ在住時に出会った本場アメリカの味を再現しています。
日本人がよく知る甘めのホットケーキとは違い、本場のパンケーキは甘みがないのが特徴です。
シンプルなパンケーキに、目玉焼きやベーコンを添えたお食事スタイルは朝食の定番です。そして、「JAKKEPOES(ヤッケブース)」のお客さん(主にミリタリー)の多くは、基本のパンケーキメニューにトッピングやサイドオーダーでカスタマイズするそうです。「アメリカはカスタマイズの国なんだよ」と、笑いながら話す藤本さん。
追加でタマゴ10個や、卵にチーズにカリカリベーコンのオムレツなど、今までさまざまなカスタマイズメニューに対応してきたそうです。
プレーンパンケーキにストロベリーやバナナ、チョコチップなどの甘いトッピングを追加することも可能です。
日本人でカスタマイズする方っています?との質問に、「日本人はメニューどおりに注文をしますよ」と、国民性の違いになんだか納得しました。
「JAKKEPOES(ヤッケブース)」はそもそもパンケーキメニューが多いので、選ぶだけでも楽しくなります。
ラムレーズンパンケーキやあんこバナナパンケーキなど、「JAKKEPOES(ヤッケブース)」のメニューはスイーツ系も豊富です。藤本さんに聞くと、アメリカのパンケーキハウスは、こんなにメニューは多くなく、アメリカの方は自分好みにカスタマイズするのが好きだといいます。
日本人の私は、メニューから選ぶので精一杯なので、カスタマイズまではたどり着けなさそうです(笑)。
これぞ本場の味「JAKKEPOES(ヤッケブース)」のお食事パンケーキ
「JAKKEPOES(ヤッケブース)」の定番朝食メニューから、「ベーコンエッグ(1000円・税込)」を注文。
ベーコンはアメリカ人好みでカリカリのしっかり焼き。卵は目玉焼きです。
目玉焼きもお客さんによってこだわりがあるようで、片面のよく焼きや、やや焼き、両面焼きなど細かくオーダーされるそうです。
卵の焼き方も英語でオーダーされるので、オープン当初、スタッフさんは焼き方を覚えるのにかなり苦戦したとか。
「JAKKEPOES(ヤッケブース)」のオリジナルパンケーキメニューの「ミートボール パンケーキ(1050円・税込)」は、アメリカ人の大好きなホワイトソースのミートボールを添えたものです。
存在感のあるゴロッとしたミートボールは、食べ応えがあります。
ホワイトソースをかけたパンケーキのおいしさは、日本人の口にもあう組み合わせ!
カスタマイズ大歓迎「JAKKEPOES(ヤッケブース)」のスイーツパンケーキ
パンケーキ好きの多いアメリカでも、スイーツパンケーキの種類は実は多くないそうです。
ベーシックなスタイルは、いちごジャムやチョコバナナと意外とシンプル。とはいえ、さすがカスタマイズのお国柄か、チョコチップを追加トッピングしたり好みのカスタマイズで食べるそうです。
「JAKKEPOES(ヤッケブース)」のスイーツパンケーキから定番の2品を注文。
たっぷりかかった果肉感のあるいちごジャムとホイップクリームでいただく「ストロベリーパンケーキ(950円・税込)」。
バナナにホイップクリーム、チョコシロップがたっぷりかかった「バナナパンケーキ(950円・税込)」。
パンケーキ自体が甘さ控えめなので、トッピングの甘さとバランスがよくおいしくいただけます。
甘いパンケーキは子どもたちも1人ひと皿ペロリと完食していましたが、一枚一枚がふんわりとボリュームがあるので、なかなかの食べ応えです。
ヤッケブースと野良ネコがつないだご縁
不思議な響きの店名「JAKKEPOES(ヤッケブース)」について、お話を聞くことができました。
メニュー表には、「ヤッケブースという名はオランダの映画「猫のミヌース」のなかに登場する野良ネコの名前からとりました。特に深い意味はございません(笑)」とコメントが記載。
元々ネコが好きで、映画に登場する脇役キャラの野良ネコからとった店名「ヤッケブース」。
不思議な縁で、店舗に寄りついた野良ネコを店主の藤本さんが飼いはじめ、ブログなどでネコの話題をアップすると、意外にもネコちゃんも人気に!ネコちゃんへの手土産を持参するファンもいたそうです。
今はお空に還った看板ネコですが、店主のブログではほかの飼いネコちゃんの話題も含めてネコ記事が読めますよ(店主ブログ:ヤッケブースでパンケーキ)。
ちなみに、ネコは店内にいません。
「JAKKEPOES(ヤッケブース)」の店内には、お客さんから寄せられたネコグッズが至る所に飾られています。
パンケーキでもネコでも人気の「JAKKEPOES(ヤッケブース)」。読谷村都屋の住宅街にある隠れ家すぎるパンケーキハウスですが、ドライブを楽しみながらパンケーキを食べに行ってみては?
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