イベント,エンタメ,沖縄経済
実現したい未来を語れ!アトツギ甲子園開催!ACT – Meetup 那覇は11月14日(那覇市)
アトツギ甲子園とは
「アトツギ甲子園」は、中小企業庁が主催している、事業継承に関するイベントです。
39歳以下の日本各地の中小企業の若手後継者たちが、自社の経営資源を生かした新たなビジネスアイディアを発表するビジネスコンテストで、中小企業の事業成長のきっかけにつながるとして注目されています。
こうした取り組みは、家業のイノベーションを通じて、地域経済や雇用創出への効果、さらには地方創生に大きく貢献すると期待されています。
若手後継者たちの役割を、「家業を維持する者」だけでなく、積極的に新しい価値を生み出す「企業変革者」としている「アトツギ甲子園」。
出場者にとっては、企業と自分自身の成長に向けた挑戦の場となります。
書類審査を通過しエントリーが決まった出場者が挑むのは、4分間のプレゼンテーションと審査委員からの6分間の質疑応答。
各地方のブロックから選ばれた3名のファイナリストは、決勝大会へ進むことができます。
「まだ実績が出ていない」「まだ事業化できていない」という方でも、参加可能。まずはチャレンジすることから始めなくては、その一歩を踏み出さなければ見えない世界があります。
過去の挑戦者はいずれも事業化を加速させ、後継者として熱狂する世界を実現しています。
中小企業庁担当者によると、「アトツギ甲子園」は、アトツギに焦点をあてた唯一のピッチコンテストで、家業を活かして、どのように事業成長を目指すか発表できる場です。自分のアイデアや思いを4分間に込めてピッチすることにより、アトツギが社内外からの評価を得られる最大のチャンス。アトツギには、積極的にチャレンジしていただきたい」と話しています。
審査基準
気になる審査基準として公開されているのは、以下の5つ。
この審査基準をふまえた応募書類作成とピッチが決め手となります。
・新規性:製品やサービスに新規性、独自性、イノベーションの可能性があるか。
・持続可能性:中長期的な収益や成長が期待でき、持続可能な事業か。
・社会性:社会課題を解決する、もしくは社会的意義がある事業か。
・承継予定の会社の経営資源活用:承継予定の会社の有形無形の経営資源を有効に活用できている事業か。
・熱量・ストーリー:後継者として当該事業を遂行する背景や情熱を持ち合わせているか。
第5回 アトツギ甲子園の開催概要
ここでは、第5回 アトツギ甲子園の開催概要をご紹介します。
応募特典のある締め切りもあるので、出場を検討している方はスケジュールをよく確認してください。
エントリー資格
エントリー資格があるのは、39歳以下(1985年4月以降に生まれた方)の中小企業・小規模事業者の後継予定者。親族外承継も含みます。
この条件を満たしていれば、家業とは別法人の代表を勤めている場合でも参加可能です。
ただし家業を今後承継予定、もしくは家業の経営資源を活用していることも条件に含まれます。
開催スケジュール
まずは、実現したい未来を描いた応募書類を提出します。
早期エントリー者限定で書類審査委員によるオンライン講座の特典があるため、出場を検討しているのなら早めのエントリーがおすすめです。
応募書類受付期間内であれば応募書類の出し直しが可能なので、ぜひ講座を受けて書類のブラッシュアップをはかりましょう。
11月22日(金)までにエントリーされた方が対象です。
そのほかの詳細スケジュールについては、以下の日程表をご確認ください!
11月 | 11月22日(金):エントリー早期特典の締め切り 11月28日(木)12時:他者推薦エントリー締め切り |
---|---|
12月 | 12月6日(金)12時:エントリー締め切り 12月9日(月)12時:応募書類提出締め切り 12月11日(水)~18日(水):書類審査 12月18日(水)午後:地方予選大会出場者決定 |
1月・2月 | 地方予選大会出場者向け メンタリング 1月17日(金)〜2月7日(金)地方予選大会 <決勝予選大会出場者決定> 決勝大会出場者向けメンタリング 2月20日(木)決勝大会 in 東京 |
3月 | 受賞者向けメンタリング |
地方予選大会・決勝大会スケジュール
各地方の予選大会スケジュールは以下のとおりです。
・2025年1月17日(金):九州・沖縄ブロック
会場:アクロス福岡
・2025年1月21日(火):中国・四国ブロック
会場:岡山コンベンションセンター
・2025年1月24日(金):近畿ブロック
会場:神戸研修センター
・2025年1月31日(金):中部ブロック
会場:ウインクあいち
・2025年2月4日(火):関東ブロック
会場:航空会館ビジネスフォーラム
・2025年2月7日(金):北海道・東北ブロック
会場:ハーネル仙台
・2025年2月20日(木):決勝大会
会場:大手町プレイス ホール&カンファレンス
各賞・特典など
・経済産業大臣賞:1名
・ベストサポーター賞:1チーム
(ベストサポーター賞は、経済産業大臣賞受賞者をサポートした支援者達への授与)
・中小企業庁長官賞:1名
・優秀賞:3名
盾の授与のほか、メディアへの露出が増え知名度がUPします!
そのほか、決勝大会出場者であるファイナリストや、ファイナリスト以外でも特に優秀と認められた準ファイナリストには、補助金の優遇措置に申請可能なほか、さまざまな特典が受けられます!
受賞者以外でも、「アトツギ甲子園」にエントリーすることでメンタリングや審査委員からのアドバイスなど得られる特典がありますので、チャレンジする価値の高いビジネスコンテストです。
ACT - Meetup 那覇に参加しよう!
2025年1月から順次開催される「アトツギ甲子園」に向けて、沖縄をはじめ全国9箇所で「ACT – Meetup」というリアルトークイベントが開催されています。
「ACT – Meetup」では「アトツギ甲子園」の地域プロデューサーをはじめとした登壇者たちが講演やトークセッションを開催します。
*ACTとは
「アトツギ」に求められる事業アイデアを生み出す力や磨き上げの方法、支援機関に求められる「アトツギ支援」の方法等を様々な切り口のセミナーを提供するオンラインコミュニティ。
ワークアウトや交流会を通じて参加者の新規事業のブラッシュアップも実施されますので、以下対象者の方は参加してみてください!
<対象者>
・中小企業の後継者または後継予定者
・アトツギ支援に関心をもつ自治体、金融機関、支援機関など
沖縄では、2024年11月14日(木)に「アトツギはどう企業変革するか」というタイトルで「ACT – Meetup 那覇」が開催される予定です。
参加費は無料ですので、アトツギに興味関心のある方は奮ってご参加ください!(イベント開催後、懇親会も用意しています。)
ACT - Meetup 那覇 開催概要
開催日時:2024年11月14日(木)18時30分〜20時30分
(受付開始:18時)
会場:SAKURA innobase Okinawa
住所:沖縄県那覇市松山1-2-13 長谷工那覇ビル1F
主催:中小企業庁
共催:内閣府沖縄総合事務局経済産業部
登壇ゲスト
九州・沖縄ブロック「アトツギ甲子園」地域プロデューサー
小渡 晋治 氏
株式会社okicom 取締役副社長
1982年生まれ、沖縄県那覇市出身。
米系証券会社にて投資銀行業務に10年間従事の後、シンガポールにてMBAを取得。父が創業したIT企業の株式会社okicomの事業承継で、2017年に沖縄へ帰郷、取締役に就任。
地域資源のDX案件を中心に事業展開を進める。多分野における活動領域を広げる。
2023年5月よりokicom副社長に就任。アトツギとして、改めて地域経済にコミットし、沖縄の中小企業のDXに伴走するITベンダーに進化すべく自社の事業再構築を進めている。
ゲスト
福地 一仁 氏
株式会社福地組 代表取締役社長
2007年三菱商事入社。アジア向けの半導体設備の海外営業や、グループ会社に出向し、経営企画として全国の不採算拠点の統廃合や本社移転などのプロジェクトを担当。
2013年からタイに駐在し、国内メーカーと農業機械販売会社のJVを設立。現地でビジネスパートナー探しからスタートし、タイの地方都市各地でディーラー網を構築。
2018年9月福地組に入社し2021年代表取締役社長に就任。
同年、リノベーションの専門会社である㈱リノベースを設立。
2023年から街づくり交流拠点Have a good dayを那覇市東町にオープン。
2024年3月、経産省認定の「2023年度 はばたく中小企業・小規模事業者300社」に選定。
モデレーター
坂本 大典 氏
株式会社XLOCAL 代表取締役COO
愛媛県生まれ。同志社大学商学部在学中に、インターンとしてユーザベースに参画。
同大学卒業後、外資系コンサルティング会社を経て、再びユーザベースに入社。
「SPEEDA」「NewsPicks」の事業立ち上げに従事し、2019年(株)ニューズピックスの代表取締役社長に就任。
2022年(株)ユーザベースのグループ執行役員に就任。
2023年、山中大介氏と共同代表で株式会社XLOCAL(旧社名:株式会社チイキズカン)を設立。
Information
あわせて読みたい記事