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沖縄スイーツの新定番!?沖縄素材入りの”餅” 生でも巻いても揚げてもプルっプルっでとろっと食感「琉球牛乳餅」(那覇市)

みなさんは、那覇市第一牧志公設市場にどのようなイメージをお持ちですか?
一般的には「沖縄らしい食材が買える場所」「沖縄グルメを堪能できる場所」というイメージが強いかもしれませんが、実はそこにはスイーツが楽しめるお店もあるんです!
今回ご紹介する「琉球牛乳餅」は、那覇市第一牧志公設市場に仲間入りした沖縄スイーツ テイクアウト専門店。その名のとおり、お餅をメインとしたスイーツを堪能できます。
※掲載情報は取材時(記事掲載時)の情報となります。各スポットの最新情報は公式サイト・SNSなどをご覧ください。
那覇市第一牧志公設市場の外にある小さな沖縄スイーツ店「琉球牛乳餅」

琉球牛乳餅は那覇市第一牧志公設市場の外、お店がならんでいるとおり沿いにあります。
国際通りからアクセスする際は、ドン・キホーテ 国際通り店の横にある「市場本通り」をとおるのがおすすめです。徒歩3分ほどで到着します。
専用駐車場はないので、車で訪問する際は近くのコインパーキングを利用しましょう。「アップルパーク松尾2丁目第1」「タイムズ那覇まちぐゎ―」などがあります。

琉球牛乳餅はテイクアウト専門店ですが、お店の前にはテーブル席が2つ用意されています。でき立てをその場ですぐいただけるのはうれしいポイントですね!
居酒屋の人気デザートが専門店に
琉球牛乳餅は、浦添にある「炭火焼鳥 ゆくる(以下 ゆくる)」のオーナーさんが運営しているお店です。というのも、牛乳餅はもともとゆくるで提供していたデザート。オーナーさんのお母さまのレシピをもとに作られており、その完成度の高さとおいしさで瞬く間に人気になったそうです。その背景から、このたび専門店をオープンしたといいます。
お餅を使ったスイーツとドリンクが揃う琉球牛乳餅のメニュー

琉球牛乳餅のメインメニューは「牛乳餅」と「黒糖餅」です。牛乳餅はきな粉・抹茶・紅芋・胡麻ピーナッツの4つのフレーバーで、黒糖餅はきな粉の素朴な味わいで楽しめます。
それぞれの組み合わせを10種類から選ぶことができ、単品注文のほか、紅茶セット・ミルクティーセットでも注文できます。
こだわりの牛乳餅を使ったメニューはほかにもあり、食べ歩きしやすい「もちっと棒」や間違いない組み合わせの「黒蜜きな粉アイス」などが揃っています。
また、沖縄で古くから親しまれている「うむくじ天ぷら」もあり、充実したラインナップです。
ここにしかない魅惑のぷるとろ食感!ずーっとやわらかい「牛乳餅・黒糖餅」

今回は「黒糖餅(きな粉)・牛乳餅(紅芋)」をいただきました。
楊枝でちょんとお餅に触れてみると、そのやわらかさに驚きます!
ぷるぷるという言葉ではもの足りなさを感じるほどやわらかく、ずーっと触れていたくなります(笑)。
「でもお餅は時間が経つと固くなるのでは?」と思っている方もいるでしょう。
ごあんしんください! 写真撮影の時間もあり、提供されたあと10分ほど経ってからいただいたんですが、それでもぷるぷる食感は健在。また、その日の夜、テイクアウトした分を自宅で食べたときもまだぷるぷるでした! 時間が経っても固くならないお餅は、まさにテイクアウト向きです。
ちなみに口に入れると、そのやわらかさをより感じられます。少し噛むだけでスーッと広がるとろける食感で、なんとも心地よい。これは唯一無二かもしれません……!

牛乳餅がまとっている紅芋パウダーは鮮やかな紫色。写真映え間違いなしのビジュアルです。
パウダーになるとどうしても紅芋らしさが薄まるように思いますが、琉球牛乳餅のそれはむしろ逆! 紅芋をしっかり感じられる味わいで、とても満足感があります。
紅芋を感じたあと、牛乳餅本来のミルクの風味がふわっと広がるので、最後まで楽しめますよ。

黒糖餅は、黒糖の甘さをほのかに感じる味わい。きな粉との相性はもちろんよく、あんしん感がある一品です。
そのほかのフレーバーもおすすめ

抹茶(写真右)は、スイーツによく使われる甘めの抹茶ではなく、渋みがある本格的な味わい! 真の抹茶好きさんにはたまらないと思います。
胡麻ピーナッツ(写真左)は、ピーナッツの味わいが濃く、粒々とした食感がクセになります。甘さ控えめなので、お酒との相性もよいでしょう!
あわせて食べてほしい!「もちっと棒」と「うむくじ天ぷら」
「もちっと棒」もおすすめということで、「うむくじ天ぷら」とあわせて注文しました。
もちっと棒

もちっと棒は、皮のサクサク感とお餅のとろっと感が絶妙な一品。食感のコントラストが楽しく、上述のとおりお餅はずーっとやわらかいままです。
フレーバーのラインナップが魅力的で、プレーン・あんこ・紅芋の3種類から選べます。
プレーンはきな粉がかかったシンプルな一品。きな粉の主張が強すぎないので、牛乳餅のミルク感をしっかり感じられます。

あんこはいうまでもなく、牛乳餅との相性抜群! あんこの甘みが際立っているので、3種類のなかでも特にスイーツらしい一品です。

紅芋は、パウダーと同じく風味豊かで満足感があります。紫色のカラーもかわいらしく、見ても食べても幸せな気持ちになります。
もちっと棒をテイクアウトした際は、少しだけ温めて食べるのもおすすめ! なかの牛乳餅がよりトロッとします。
うむくじ天ぷら

うむくじ天ぷらとは、蒸して擦り潰した紅芋にうむくじ(芋くず)やお塩、砂糖をあわせて揚げた、
琉球王朝時代から伝わる伝統料理です。古くは宮廷料理の一品でしたが、いまはスーパーでも買える郷土菓子として親しまれています。
琉球牛乳餅のうむくじ天ぷらは、ほのかな甘みともちっとした食感が特徴的な仕上がりです。揚げているものの脂っこさはないので、食後のおやつにもぴったりでしょう。
牛乳餅・黒糖餅のぷるとろ食感をぜひ味わってみて
那覇市第一牧志公設市場の外にお店を構える「琉球牛乳餅」にあるのは、ぷるとろ食感がたまらない牛乳餅と黒糖餅。それぞれ和を感じられるフレーバーでいただくことができ、どれも絶品です!
おやつにはもちろん、フレーバーによってはお酒のお供にもなる、万能な沖縄スイーツです。新定番になること間違いなしなので、この機会にぜひ食べてみてください。
write:LOVELETTER WORKS株式会社 ゆーりんちー
photo:上原 優維
Information

- 琉球牛乳餅
- 住所
- 〒900-0014 沖縄県那覇市松尾2丁目10-1
- 営業時間
- 11時〜20時
- 定休日
- 不定休
- 駐車場
- なし
- クレジットカードの利用
- 可
- 電子マネーの利用
- 可
- HP・SNS
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