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OTV報道部

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「もう一年もらえたチャンス」チームのために声を出し走り続ける【FC琉球 新シーズン開幕前 特別企画#3】高木 大輔 選手(29)

J2昇格へとつながるチームづくりを!

チームの悲願であるJ2昇格を絶対に成し遂げたい。「誰か一人でもぶれていたらどこかで綻びが生じる。本気でチームの勝利のために、仲間の背中を押し合えるようなチームづくりをしたい」と、高木選手の視線は既に“頂点”を見据えている。

一人の選手として、このような目標を掲げている。
「試合に出続けること、コンディションを整えて試合に出続けること。ゴールやアシストを求められるポジションだと思うので、もちろんゴールだけで10点取れたら理想ですけど、ゴール・アシストを含めて10点以上絡めるようにしたいなと思う。キャリアでまだ10点取ったことないので」

30歳の節目を迎える今年、沖縄の地からさらなる成長を目指して新シーズンに臨む。

波乱曲折のプロサッカー人生、これまでに味わった様々な感情、そしてFC琉球へ抱く強い想いと感謝。赤裸々に語ってくれた高木選手。

「チームのためにできることっていっぱいあると思うので、とにかくチームのために全てを捧げたい。身を粉にして、何でもしたいなと思っています」

その姿を見てもらいたいと話す笑顔の背景には、13年間のキャリアの中で積み重ねてきた経験と責任、そして何より「チームのために」という高木選手の熱い想いが溢れていた。

【取材の一コマ】高木選手は園児たちに大人気!!!

【FC琉球 新シーズン開幕前 特別企画#3】高木 大輔 選手(29)
園児たちにハイプレスをかけられる高木選手

この日、練習の見学に来ていたのが、豊見城市内のこども園の子どもたち。チーム練習の終了後、積極的に声を掛けて子どもたちを芝生に招き入れ、一緒にサッカーを楽しむ姿が見られた。

その親しみやすさから子どもたちからの人気ナンバーワンを誇る高木選手。練習中には、誰よりも声を出す高木選手に、「たかぎせんしゅ、がんばれ~!」とのかわいらしい大声援が送られていた。

【FC琉球 新シーズン開幕前 特別企画#3】高木 大輔 選手(29)
「背番号89」や高木選手のグッズを身に着けている方を見つけたら、このポーズを贈るそう!

取材・執筆・撮影:沖縄テレビ報道部記者 山城志穂

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