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子どもが大喜びする遊具があるなんて…「馬場都市緑地」広大な敷地内の豊かな緑で大人の散策にも(沖縄市)

沖縄市で子育てをして10年…、いや、沖縄市で育ってウン10年。まだまだ、知らない場所は多いものです。沖縄市知花の「馬場都市緑地」も、つい最近初めて足を運んだ場所です。「馬場都市緑地」の存在は知っていましたが、まさか、子どもが大喜びする遊具があるなんて…。本記事では、「馬場都市緑地」の遊びスポットとしての魅力をご紹介します。

広々とした芝生広場が魅力的な「馬場都市緑地」

沖縄市知花と登川のちょうど境に位置する国道330号線沿いに、馬場都市緑地はあります。文字どおり、草木の生い茂る「緑地」なんだろうな、と思いながらも、暇をもてあました末っ子とお散歩&偵察がてら馬場都市緑地を散策してみることに。

駐車場から歩き進め、緩やかな園路を下ると芝生広場が見えてきます。ポカポカ陽気のなか、小学校高学年の男の子の集団が、広場を駆けずり回りながら遊んでいました。

これぞ緑地!芝生広場をのんびり眺めながら歩いていると、ふと園路左の空間に人のにぎわいが見えてきました。
3種の滑り台が楽しい馬場都市緑地の遊具

親子連れがにぎわう遊具広場は、駐車場から5分の場所にあります。
ストレートタイプの滑り台と、段差が楽しい滑り台、そしてぐるぐるチューブ滑り台の3種の滑り方が楽しめる複合遊具は子どもたちに人気の場所です。

最初こそ、おそるそる滑っていた娘も、緩急が病みつきになったようで段差の滑り台で何度も遊んでいます。
公園と名のつかない馬場都市緑地に、まさか遊具があるなんて!もっと早く知りたかった〜、長男と長女はすでに遊具なんて興味のないお年頃。まさに、穴場すぎる遊具スポットです!
ちびっ子向けの遊具も充実の馬場都市緑地

0歳から3歳のための囲いのある遊具広場「すくすくランド」では、小さな子が見守られながら遊んでいます。

低めの遊具はどれも、子どもたちの好奇心をそそる仕掛けで、大人目線でこれはどう遊ぶんだ?と思う遊具でも、小さな子には乗り越える壁だったり、手遊びの場だったりと、チャレンジの連続です。

一見、小さな子が遊ぶには不安定にみえるロープのブランコも、バランス感覚がわかってくると親の支えなしでも遊んでしまう。遊具で遊ぶ我が子の姿に、成長を感じる遊具ばかりです。
広大な敷地内の緑を守るための「馬場都市緑地」
沖縄市には都市緑地と呼ばれる場所が8箇所あり、「馬場都市緑地」もその一つです。

緑地とは、樹林地、草地、水辺地、岩石地など自然的環境を形成しているオープンスペースを意味し、そのままの状態で保存するために緑地として市民の憩いの場に活用されています。

敷地内を散策すると、確かにここは公園ではなく、緑地という言葉がピッタリだと感じます。木の生い茂る遊歩道は、木陰になっているので、夏の暑い日差しが無縁の涼しい癒しスポットです。

高低差のある敷地内には、緩やかなスロープや階段があります。お好みの負荷でウォーキング、ジョギングなど運動をするのに最適な場所です。

沖縄ではその昔、走る美しさを競う琉球競馬が市民の楽しみとして催されており、馬場は競技や集まりのための広場として役割を果たしていました。沖縄には、馬場緑地公園の他にも馬場と名のつく公園や広場がいくつかあります。

遊具広場の複合遊具には、お馬さんと着物姿の人物イラストが描かれています。
その昔、この広い空間を優雅に馬が歩いていたのかと想像すると、馬場について興味が沸いてきます。
馬場都市緑地の施設情報アレコレ

馬場都市緑地にはトイレが数か所あり、敷地の入り口部分にそれぞれトイレが設置されています。

広い敷地内なので、小さなお子さん連れは、早め早めの声かけでトイレへと促さないと、公園内を走って移動しても、間に合わない!なんてことも。
広い敷地を歩いたり、ジョギングしたり、子どもたちと遊んだり。気軽に森林浴できて遊べる馬場都市緑地は、ピクニックにも最適なお出かけスポットです。ぜひ、親子で遊べる馬場都市緑地にお出かけしてはいかがでしょう。

Information
- 馬場都市緑地
- 住所
- 〒904-2143 沖縄県沖縄市知花6-41
- 電話番号
- 098-939-1212(沖縄市公園みどり課)
- 開園時間
- 開放施設のため規定なし(常識の範囲内でご利用ください)
- 駐車場
- あり
- 施設情報
- 東屋、広場
- トイレ
- あり
おむつ替えベッド:なし
子どもトイレ:なし
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