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沖縄移住の理想と現実のギャップとは!?独身〜結婚…与那原・浦添での沖縄暮らしで感じたリアルな移住事情

目次:沖縄移住の理想と現実のギャップとは!?独身〜結婚…与那原・浦添での沖縄暮らしで感じたリアルな移住事情
1.“沖縄病”から始まった、私の沖縄移住ストーリー
2. 与那原町ってどんなところ?
3. 観光では見えなかった沖縄、沖縄移住してわかった本当の姿
4. 与那原から浦添へお引っ越し!与那原と浦添の違いとは?
5. 浦添市の子育て環境は?自然と共に成長する子どもたち
6. 便利さと楽しさが共存する浦添での沖縄暮らし
7. 移住して外人住宅に住んでみた!メリット・デメリットは?
8. 沖縄移住で感じた台風と災害のリアル
9. 出会えばみんな兄弟?沖縄で広がる友達の輪
10. 虫嫌いには過酷!?沖縄移住で知った生きもの事情
11. 沖縄移住を考えるあなたへ伝えたい。人生は「なんくるないさ〜」でいいんだよ

8. 沖縄移住で感じた台風と災害のリアル

沖縄に住んでいると、台風や自然災害の影響を避けて通れません。

与那原のマンションに住んでいたころ、大きな台風が直撃して、実際にかなり怖い思いをしました。駐車場に停めていた車が横転していたり、玄関のドアが風で閉められなくなって雨風がすごい勢いで入ってきてしまい、部屋中が水浸しになったことも。

また、通勤途中の道路に大きな看板が落ちていたりと、まさに命の危険を感じる瞬間がいくつもありました。台風の暴風がすごくて風の音だけで寝られなかったり、いつも通る道の景色が一変してしまったりという様子を目の当たりにして、本当に怖かったです。

沖縄移住の理想と現実のギャップとは!?与那原・浦添で暮らして感じたリアルな移住事情
台風が去ってから外に出ると車がこのありさま…

浦添で一軒家に引っ越してからは、台風対策をするのがすごくたいへんです。外に出ているものを全部しまって、飛ばされないように準備するのが毎回手間で、台風前日は心配で落ち着きません。

台風の前後には、野菜の値段が高騰するのも悩みのタネです。大きな台風が来た後、スーパーでの野菜の値段がすごく上がるので、食費が増えるのが辛い部分でもあります。
ただ、台風が来るときには、ちょっと“非日常”のワクワク感を感じるんですよね。
子どもたちと「今日はおうちで映画の日にしようか」なんていいながら、いつもはなかなか手に取らないようなDVDをレンタルしたり、コンビニでつい余計なお菓子やインスタントラーメンを買ってしまったり(笑)。

窓の外の荒れる音を聞きながら家でじっと過ごすその時間は、なんとなく“こもり時間”のような特別さがあるんですよね。
もちろん、停電や浸水の心配もあるし、対策や備えはしっかりしないといけないですが、ちょっとだけワクワクしてしまうのも、正直なところだったりします。

また、台風だけでなくて、海に囲まれた沖縄だからこそ、津波への備えもとても大事だなと感じます。
実際に、2024年の4月には津波警報が発令されました。あのときは本当にヒヤッとしたし、緊張感が一気に走ったのを覚えています。ふだんは穏やかで癒しをくれる海だけど、やはり自然の力って侮れないなぁと、改めて感じさせられます。

特に浦添のように海が近いエリアでは、津波が現実味を帯びて感じられる分、避難する場所や、家族との連絡手段などを日頃から考えておく必要があるなと思いました。
「まさか」は意外とすぐ近くにある。自然の美しさと厳しさの両方と向き合いながら、災害に対する備えは怠らないようにしなければいけないと、改めて身が引き締まりました。

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