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OTV報道部

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アウトドアブームで注目度高まる カスタムカーの魅力

――今回は経済のスペシャリストであるブルームーンパートナーズの伊波貢さんと共にお伝えしていきます。

伊波さん
よろしくお願いします。今回のテーマはこちら“アウトドアブームで注目度高まる カスタムカーの魅力”です。

コロナ禍の中、屋外で密を避けて楽しめることからキャンプの人気が高まっていますよね。
そうした中、車の内装をキャンプで活用しやすいようにカスタムする方や、車の外装をキャンプに似合うおしゃれな車にカスタムしたいという方が増えているそうなんです。

専門店に聞く!カスタムカーの魅力

沖縄市のカスタムカーショップ『BRIGHT UP』。
3年前に創業した、カスタムカーを専門に扱うショップです。

伊波さん
「今人気の車種はどんなものですか」

BRIGHT UP 外間 孝二郎代表
「今うちで取り扱いしているのが、プロボックス、サクシード、そしてランドクルーザープラドです。」

実際にカスタムした車を紹介してもらいました。

BRIGHT UP 外間 孝二郎代表
「この車をベースに、フロント周りをすべて変えています。まずヘッドライト、そしてグリル、エンブレム、バンパー、ウインカー、ホイールタイヤもです。室内のシートカバーもです。クラシックなタイプのシートカバーを8種類、8色の中から選んでいただきます。あとはドアの内張りを交換しています。」

こちらの店では中古車をベースにしていますが、カスタムのパーツはすべて新品。
クラシックカーのようなレトロな見た目ながら、修理や点検の際のトラブルが少ないところもカスタムカーの魅力です。

特に人気のカスタムが、こちらです。

BRIGHT UP 外間 孝二郎代表
「あえて昭和のランドクルーザーの『TOYOTA』というエンブレムを貼り付けると、これだけでより一層、クラシックなカスタムになるので、これだけでもやりたいという方は多いです。」

3年前よりも売り上げは2倍に増え、現在は年間40~50台を販売。
人気の高まりを感じていると言います。

BRIGHT UP 外間 孝二郎代表
「やっぱりキャンプの人気。それも相まってうちの車の人気が出てきているというのはあると思います。今まで(車に)興味がなかったお客様が、うちの車を見て、ちょっと幅を広げて。車を買った後のライフスタイルというのも、ちょっと変化が出てくるんじゃないかなと思っています。そうなれば嬉しいですね。」

こだわりの一台で日本縦断!?

実際に購入した方にもその魅力を聞いてきました。

伊波さん
「カスタムカーを購入されたきっかけは?」

観光プロデューサー 中村 圭一郎さん
「コロナ禍で自分たちがどういう旅をしようかと家族で考えたときに、しっかり荷物も積めて、自分たちも子供たちも快適に移動ができるような形を考えて作りました。実際僕らは北海道から沖縄まで、この車で日本縦断をしたんです。」

観光プロデューサーでもある中村圭一郎さん。
なんと車を北海道で納車して、家族5人でこの車で日本を縦断し、沖縄に帰ってきたそうなんです!

観光プロデューサー 中村 圭一郎さん
「僕らは新車で購入したので内部の配置であったり、内装すべてに自分たちのこだわりで作っています。シートはフラットに、後ろは子供たちが座りやすいように。時にはちょっと昼寝ができるような形が作れます。」

実際に乗ってみると…

伊波さん
「広い空間で大人が一人乗っても十分に寝られるぐらいのスペースがあります。こんな感じで移動したらすごい楽ですね。」

さらにはこんなカスタムも!

観光プロデューサー 中村 圭一郎さん
「サイドオーニングと言うんですけれども、すぐに出せてすぐにしまえるというのが魅力でして。このような形で高さも変えられて、ここに椅子とテーブルを出して。阿蘇山の大観峰でこれをやって。朝ここでモーニングを家族一緒に食べたんです。」

カスタムカーは子供たちにも好評なようで…

観光プロデューサー 中村 圭一郎さん
「今では家族が、“お出かけしよう”と言ったら“ハイエースで行こう“と子供たちがこっちを選ぶように。子どもたちも何かワクワクするといいます。」

観光プロデューサーとしても中村さんは“カスタムカーの可能性”を感じています。

観光プロデューサー 中村 圭一郎さん
「我々(観光)業界にとっても、こういう車が沖縄にあれば、これを1週間とか2週間借りて長期滞在を沖縄にしてもらえる可能性とか。移動が移動だけのものではなくて、移動が一つの可能性を作るし、この車にした魅力というのはまだまだ僕らも分かっていないところもあるぐらい、可能性があると思います。」

今日の一言

――さて伊波さん、今回のテーマから見えてきたことはなんでしょうか。

伊波さん
“変化は進化”です。

伊波さん
コロナ禍でも、環境変化に対応して売上高を伸ばしている事例を見てきました。この状況だからこそ、いま一度知恵を絞って変化し、自社のビジネスレベルを上げる進化のチャンスと捉えてみてはどうでしょうか。

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