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琉球王国の神女・聞得大君が眠る史跡「三津武嶽(ミチンダキ)」
目次
 
      ハイサイボンジュール!
 
      ハイサイボンジュール!
さあ、これから与那原を一望できる「三津武嶽(ミチンダキ)」に向かいたいと思います!
 
      与那原町まちあるきガイドの知念です
 
      結構すごい山道ですね!
 
      足元に気をつけて三津武嶽まで出発!
 
      ではさっそく行ってみましょう!
 
      せーの!オニバー!
 
      オニバー!
 
            道中は自然があふれる山道
 
      与那原を一望できる場所までどれぐらいかかるんですか?
 
      大人で約10分ぐらいです
標高約158メートルの運玉森(ウンタマムイ)の中腹にあります
 
      そうなんですね
 
      こちらは聞得大君(きこえおおきみ)のお墓がありますので「子宝・健康祈願コース」としてまわっています
注)聞得大君【きこえおおきみ】 … 沖縄にあったおなり神の最高位。王府により王の姉妹または王女の中から任命された。
 
             
      のどかな感じがいいですね
ちょうど最近開通した、国道329号線の与那原バイパスの近くですよね
 
      はい。2022年の3月6日に開通したばかりです。そのすぐそばです
 
             
      80代90代の方のお話だと、昔は道がなくて、行くのが険しかったそうです
 
      そうなんですね
 
      今は途中に木の階段もできていますから、子どもでも大丈夫です
 
             
      こちらの様に、木から垂れているものを気根(きこん)っていいます。これも赤く輝いたりしています
 
      なんか、森を歩くのも久しぶりじゃないですか?
 
      久しぶりですね
 
      こちらには泳いでる生物がいますよ。メダカとかイモリも
 
      ほんとだ!
 
      自然観察にもいい場所なんです
 
            悲しい物語が伝わる文化財
 
      はい、こちらが与那原町の史跡「三津武嶽」です
 
      着きました!
 
      岩をご覧ください
こちらがお墓になっております
 
      こうなっていたんですね
 
             
      ある日、聞得大君たちがお参りのため久高島に向かっている途中、逆風に遭い、船ごと九州の薩摩の国に流されたんです
 
      そんなに遠くまで!
 
             
      はい。一命は取り留めたものの、しばらくあちらで過ごされていたんです
 
      そうなんですね
 
      その間に琉球ではすごい干ばつが何か月も続いて、国王がどうしたものかと神様に相談したら、聞得大君を連れ戻しなさいと助言を受けました
 
      へえ
 
             
      お祈りとか神事は聞得大君さんがいらっしゃらないとできないですよね
 
      そうですよね
 
      連れ戻してきたものの、聞得大君さんは薩摩でご懐妊なさっていて、それでは首里には戻れないと、御殿山(ウドゥンヤマ)に庵を作って住まわれたんです
 
      そうだったんですね
 
             
      その後、生まれたお子さまが死産だったという説と
 
      はい
 
      生まれたけども、どこの子かわからない子を首里に連れて行くわけにはいかなので、ノロたちが海に流したという説があります
 
      ショックですね
 
      そうですね。今は木が生い茂っているんですけど、海がいつでも眺められる三津武嶽の中腹に葬ってくださいという遺言だったそうです
 
      なるほど!勉強になりました
ありがとうございました
それではみなさん、アビアントー!
 
      アビアントー!
 
            Information
 
                        - 三津武嶽
- 住所
- 〒901-1303 沖縄県与那原町与那原1313
- 電話番号
- ー
- 営業時間
- ー
- 定休日
- ー
- 駐車場
- なし
- カード
- ー
- 電子マネー
- ー
- URL・SNS
- ホームページ
- ※与那原町観光ポータルサイト YONABARU NAVI
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