コラム
その姿いさましく!我が家でカブトムシが誕生!~ベランダ飼育日記~
![金城わか菜アナウンサー(OTV 沖縄テレビ)のカフを下げて―](https://data.otv.co.jp/okitive/wp-content/uploads/2022/04/Kinjo-Wakana_eyecatch.jpg)
歓声のそのワケは
ゴールデンウィークを過ぎた頃、我が家のベランダで歓声があがりました!
そのワケは・・・!?
飼育していたカブトムシのさなぎが、成虫になったのです!
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その立派な姿は、コラムの最後に披露するとして・・・。
まずは我が家の飼育日記を振り返りたいと思います!
遡ること1年前、親のカブトムシがやってきました
2021年の夏、長男が東南植物楽園でカブトムシのつがいを買ってきたのが、はじまりでした。
実は私、カブトムシを見るのは生まれて初めてのこと。
息子は「おにいちゃんかぶとむし、おねえちゃんかぶとむし」と呼んで、それはそれは楽しそうに愛でていたのです。
そして8月。
コロナで保育園が休園になり、家庭保育で鬱憤がたまっていた頃だと記憶しています。
息子が土の中から1匹の芋虫を発見し、親子で大興奮!
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そして、芋虫はみるみるうちに、ムクムクと大きくなっていたのです。
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驚きはこれだけで終わらなかった
数日後、芋虫は1匹ではなく、たーーーくさんいることが発覚!
まさに芋のように出てくる芋虫に、大騒動でした!!
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献身的に世話した夏、割とほったらかしだった冬
沖縄の長い夏。
私は育休中で、次男と一日中、家で過ごしながら、ベランダの幼虫に直射日光があたらないよう葦簀(よしず)を掛けたり、夕方には打ち水をしたり、雨で水没しないよう簀の子(すのこ)を敷いて世話をしていました。
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しかしまぁ・・・幼虫期間の長いこと。
徐々に私の関心は薄れ(いや、小さい次男の世話だけで手いっぱいということもあり)、世話は夫と息子に任せ、冬の間はほとんど、幼虫を見ることはありませんでした。
(我が家の男子チームは、昆虫ケースから観察しやすいペットボトルに移動させたりと、いろいろ工夫していました。)
あれほど肥えた幼虫もサナギに変態、スリムな姿に。
季節は流れて、春。
いよいよ、さなぎに―。
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沖縄は梅雨入り。湿気に耐えられるか心配していたら、なんと!
そして5月。ついに成虫となって、まばゆいばかりの姿で現れたのです!
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しゅっと反った角、まだ柔らかそうだけど艶のある羽、節のしっかりした足。
なんと立派な青年でしょう~!!
本当はずっと眺めていたいけど、5歳児の興奮でカブト青年を疲弊させてはいけないと思い、すぐにケースに返しました。
今回、羽化を確認したのはまだ1匹のみ。
他のさなぎ達は、それぞれ飼育ケースの中で、大人になる準備をしているんでしょうか。
復職から1か月
育休が明けて1か月が過ぎました。
朝、息子たちをなんとか送り出し、出勤した時点ですでにグッタリしている私(笑)。
新生活が軌道に乗ったかどうかも判断つかぬまま、毎日がめまぐるしく過ぎていきます。
仕事だけに全力投球できた頃のようには働けず、体力も思考もどんどん衰えていく気がして、焦りやもどかしさを抱えるワーキングマザーは多いと思います。
しかし、動きは鈍く、土の中に長くいても、カブトムシは「その時」を待って
ちゃんと静かに成長していました。
もちろん私の年齢はもう幼虫やサナギの時期を終えていますが、精神はもっともっと大きく広く深くなれるはず。
「声は人なり」、アナウンサーの心得を何度も唱えながら、私も変態していく自分を楽しもう。
カブト青年に励まさています。
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追記:このコラムを執筆したあと、「おねえちゃんかぶとむし」も羽化していました♪
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