サンミュージック主催ボーカルオーディション 11歳の新星誕生！

こんにちは！ライター兼演劇プロデューサーの普天間伊織です。
今回からOKITIVEでコラムを書かせていただくことになりました。コラム執筆は久しぶりで若干緊張していますが、いつも見ているOKITIVEで書けるということで胸躍っています。

コラムのテーマはなににしようかと悩んだのですが、悩んで悩んで悩んだ結果、わたしが今手掛けている仕事やプロジェクトに共通する「エンタメ」にしました！日常に追われて、心が落ち込むときもあるけれど、やっぱり音楽や映像、言葉や文字で人間は元気になれるもの。沖縄ならではのカルチャーを伝えながら、最新の情報もご紹介しようと思います。

ということで、まずは自己紹介も兼ねて、普天間が今関わっているプロジェクトのいくつかをピックアップしていきます。

一回目は、沖縄の才能を発掘・育成し、沖縄県外・海外へと羽ばたかせるプロジェクト。東京の芸能事務所サンミュージック・プロダクションが沖縄に進出、その最初の巨大プロジェクトとして、ボーカルオーディション「美らスターオーディション」が開催されました。

沖縄県出身または在住の方を対象にエントリーを募ったオーディションには約400名の応募があり、一次、二次、三次審査を勝ち抜いたファイナリスト11名がたくさんの観客の前で生パフォーマンス。審査の結果、グランプリに選ばれたのは沖縄市出身の小学5年生、嘉数彩心さんでした。

グランプリを受賞した翌日にはテレビCM撮影、週末にはOTVの「ひーぷー☆ホップ」に生出演と、早くも多忙を極める11歳の新星。小学生とはとても思えない張りのある歌声と堂々とした振る舞いに、スターの片鱗をバシバシと感じております。

惜しくも受賞を逃した方々も素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。新たなスターの発掘は沖縄のエンタメ界全体のためにもなりますし、今後のそれぞれの活躍が楽しみです。

11人のファイナリストは互いにライバルでありながらも、ステージに上がる直前まで声をかけ、励まし合っていて、ステージ裏でも手拍子をしたり、機材が壊れた人には他の人が貸してあげたりと、とても微笑ましかったです。足を引っ張るのではなく助け合うところが沖縄県民のゆいまーる精神ですね。

沖縄は独自の文化・芸術の歴史を持ち、これまでにもたくさんのスターを輩出してきた才能の宝箱です。コロナウイルスの影響でイベントが中止、延期になってしまったり、思うような芸能活動ができずに苦しんでいるアーティストやスタッフも多い昨今ですが、このような状況だからこそ、新たな才能、新たな手法を掘り起こす必要があるのではないかな、と感じています。

今回はボーカルに特化したオーディションでしたが、総合芸能事務所サンミュージックが2022年から沖縄進出し、サンミュージック沖縄としてマネジメントや企画も行われる予定なので、ぜひ注目していただきたいと思います。

次回は沖縄で今かなり盛り上がっているミュージカルの世界をお届けします！