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給料日めし #01「割烹 錬」で上天婦羅・蕎麦のごちそうランチ(那覇市牧志)

OKITIVEの新企画「給料日めし」がスタート!
いつも会社近くのお弁当を食べている編集部Yですが、月に一度の給料日ぐらいは自分へのご褒美として特別なごちそうランチを食べたいと考えています。第1回目の給料日めしでは、ちょっぴり格式の高そうな那覇市牧志の和食屋さんに行ってみました。さて編集メンバーたちはどんなランチをいただいたのでしょう。ぜひお楽しみください。
目次
給料日のごちそう企画、始動!
こんにちは、OKITIVE編集部のYです。本日よりお送りする新企画、その名もズバリ「給料日めし」!ついに始まりました~!拍手~!
このシリーズは、おいしいごはんが大好きな編集メンバーYの『給料日くらいは贅沢ランチを食べて、1か月がんばった自分を労いたい』という想いからスタートしました。おいしいニンジンをぶら下げられたら、また明日もがんばれると思いませんか? ごはんに目が無いわたしはがんばれます!!!
そんなガチマイな編集メンバーが集まり、給料日に向かったのはこちらのお店です。
記念すべき1軒目「割烹 錬」
今回は、那覇市牧志にある「割烹 錬」にお邪魔しました。一銀通りから少し入った閑静な場所に、知る人ぞ知る本格的な和食屋さんです。もともとお寿司屋さんだったそうですが、3年ほど前に割烹料理のお店に変わったと伺いました。
さっそく高貴な紫色の暖簾をくぐってみましょう。

純和風の店内は落ち着いた雰囲気で、しとやかにジャズが流れます。ランチタイムだからスッと入店できましたが、夜は格式が高そうですね。
カウンター席に座れば調理の様子を間近に眺められますし、お店の方とのコミュニケーションも楽しめそうです。

そのほか、店内には4名・6名の個室(有料)もあります。今回は取材も兼ねてのランチのため、わたしたちは6名掛けの個室を利用させていただきました。こちらの個室には地窓があしらわれ、外からの視線を気にせずお食事に集中できます。

ごちそうランチメニュー
こちらが割烹 錬のランチメニューです。お昼のごちそうは天丼に天婦羅蕎麦、そして天婦羅コースと、天婦羅を中心に展開されています。国産鰻のうな重もありますね。毎年の丑の日にピッタリかも。

メニューはもう一枚。炭火の焼き魚も2種類ありました。

夏に食べたい!上天婦羅・蕎麦
編集メンバー3名で取材に訪れたこの日。わたしが選んだのは、こちらの上天婦羅・蕎麦(3200円・税込)です。お給料日にしか食べられない特別なごちそう!これぞ月イチの贅沢ランチ!

揚げたての天婦羅は江戸前の揚げ方で、サクッと軽い食感です。
この日の上天婦羅は肉厚なシイタケ、ほろ苦い甘長、ほどける柔らかさのキス、ジューシーな赤茄子、ほのかな甘みのヤングコーン、ほくほく食感の穴子、そして生簀から取り上げたばかりの生きた車海老でした。揚げたて熱々のところを自家製の天つゆや、屋我地島のお塩でいただきます。

割烹 錬では日本全国の蕎麦をお取り寄せし、どの蕎麦を提供するか一通り食べ比べてみたそうです。その結果、布海苔を使った新潟のへぎそばを選んだとのこと。このお蕎麦、香りもよいのですが、自家製の蕎麦つゆもとにかくおいしくて!ダシと甘さを感じるどっしりとした味わいに夢中になりました。夏にぴったりのお食事です。

炭火の焼き魚ランチも魅力的
同行していた編集メンバーの給料日ランチも軽くご紹介してみましょう。こちらは炭火銀鱈飯(3000円・税込)です。
メインは銀鱈の西京焼きで、まずその厚みにびっくり!4センチ、いや5センチはあったはず。炭火で炙られているので焼き目が香ばしく、脂乗りもよくておいしかったとのこと。そのほか、5種類の小鉢に椀もの、ゆし豆腐がついてます。

もう一人は炭火赤魚飯(2500円・税込)でした。塩気のある赤魚は淡白ながらも骨下に脂が感じられ、ごはんが進んだそうです。
そして、割烹 錬ではうつわにもこだわっていて、どのお皿も絵柄が美しいのです。もてなしを感じますし、心が洗われる気もします。食を通じて感性も磨かれる給料日めし、すばらしい経験ができました。

もう一つ特筆したいのが、こちらのごはん。低温熟成の北海道産ゆめぴりかを使用しているんだそう。炊きあがったばかりでお米が立っています。

わたしも炊き立てごはんを味見させてもらいました。もっちりとした食感に、ごはんの甘さが引き立ちます。ああ、これはおいしい!口福です!

店主 海老澤さんのこだわり
食後、店主の海老澤 周平さんにお声がけさせてもらいました。東京出身の海老澤さんは沖縄に来て9年目。リゾートホテルの和食部門での料理長を経て、この割烹 錬の二代目店主となられました。

ですが、二代目となった直後にコロナ禍となってしまい… 当時を振り返り、「一度お店を休業したら、もう開けられなくなる」と思ったそうで、それで飲食店にとって厳しい状況でも、一定のルールの中で強い意志を持ちながら営業を続けられたと伺いました。
割烹 錬のランチはコロナ禍になってから始めました。その理由を「夜に訪れるお客さんが少なくなり、どうしても食材のロスが生じてしまったんです。そこでいかに食材を無駄にしないか考え、ランチの天丼や天婦羅に行きつきました」と語ってくれました。
日頃からフードロスを減らす工夫を心掛けている海老澤さん。お話の流れでサステナブルな一面を知り、お店への共感が高まりました。
この日、お会計時に「ランチ100円OFF」または「海老天1本増量」のクーポンをいただきました。今度はこのクーポンを使わせてもらうつもりです。
また、店内でのランチだけでなく、おいしいおかずをギュッと詰め込んだ特性お弁当の販売もしているので、詳細はお店のSNSでご確認を。

今月の給料日は特別なごちそうでお腹も心も満たされました。おかげでまた明日からもお仕事をがんばれそうです!次回の給料日めしもお楽しみに!!
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