ココロオドルDANCE！DANCE！DANCE！沖縄のダンスカルチャー

先日、姉妹ユニットNeIRO（ネイロ）のワンマンライブに行ってきました。NeIROは沖縄県内のストリートダンス界で有名なパフォーマーで、今回で2度目の単独公演です。演出や企画も自分たちでこなし、1度目よりもさらにパワーアップしていました。

ダンスだけのワンマンライブというのもおもしろい取組みだけど、ミュージカル的な要素を加えたりゲストダンサーを招いたりと観客を飽きさせない工夫が詰まっていてしっかり楽しめました。
沖縄にはダンサーがたくさんいるから、もっとこういうイベントがあってもいいよね。

NeIROは5年ほど前にわたしの初プロデュース舞台に出演して以来、公演の常連キャストとなっています。当時はまだ中学生と高校生だったNeIRO姉妹もすっかり成長し、ダンスの技術だけでなく表現力もぐっと増した気がします。舞台では振付や構成のサポートもお願いしていて頼りになる存在です。

わたしはもともとダンスが好きなのですが、YouTubeやTikTokで世界中のダンスが見られるようになってからは、カバー動画や振付動画を見るようになりました。

同じ楽曲でもコレオグラファー（振付師）が変わると印象が変わるもの。なので、有名なコレオグラファーの解説付きの動画も勉強になります。最近は楽曲のテーマや歌詞に合わせたメッセージ性のある振付が増えて、見ているだけでも心が躍ります。

沖縄にはダンススタジオがたくさんあり、それぞれSNSなどでダンス動画を公開しているのですが、わたしはそれらの動画を見るのも好き。オリジナル振付も増えてきているので、さらに楽しみが増えています。

コレオグラファーは遠隔でできる仕事だし、実力さえあれば海外から直接オファーがくることもあるから、沖縄にいながらにして世界的な仕事を経験できる可能性があります。少女時代やSHINeeの振付で知られる仲宗根梨乃さんも世界的に活躍しているしね。沖縄にも振付を仕事にする人が増えていくといいなあ。

ブレイクダンスがオリンピック競技に採用され、学校のカリキュラムにもダンスが加わるなど、全国的にダンスがメジャーになっていますが、もともとダンス人口の多い沖縄ではさらに盛り上がっていると感じます。今年12月にはブレイクダンスの世界大会が沖縄で開催されると決まったし、沖縄アクターズスタジオの復活ライブも10月に予定されています。

来年以降も大きな動きがありそうで、いまからワクワクが止まりません。