公開日
キャン ヒロユキ

キャン ヒロユキ

突然ですが、「ワタクシが今開発している、世界で初めてのサービス」と言えば?【キャンヒロユキの「とー、笑っとーけ。」】

キャンヒロユキのとー、笑っとーけ。

突然ですが、「ワタクシが今開発している、世界で初めてのサービス」と言えば? 

正解はこちら!

そう、「lolup(ロルアップ)」でございます!

こちらわかりやすく言うと「エンタメに特化したオンライン生配信システム」なんです。
「え? YouTubeとかInstagramですでに生配信とかもあるのに、今更? キャンさん時代遅れじゃない?」と思った人、まあ聞きなされ。

昨今のコロナ禍により、お笑い・エンタメの世界も大打撃を受けました。これまで開催されていた劇場公演や営業が全くできなくなり、芸人やエンタメのみなさんは活動の場をすべて奪われてしまいました。そこで芸人らは劇場公演のかわりにオンラインで配信を行うようになりました。

が!
ががが!
実はエンタメ(特にお笑い)とオンラインの生配信は、非常に相性が悪いんです!

お笑いのネタというのは、わかりやすく言うと、「芸人の作る笑いの波」と「観客の笑いの波」がうまくぶつかりあった時に笑いが起きるんです。なので、芸人らは観客の笑いの量やタイミングに応じて、ボケやネタの間を変えていくんですね。

それなのに現在利用できるすべてのオンライン生配信システムでは、この観客の笑いやリアクションが芸人・演者に届かない。すなわち、リアルなお笑いライブや舞台のような、観客の笑いのタイミングに合わせてネタができないんです。どの芸人さんに聞いても、「舞台みたいにお客さんの存在が感じられない」「どこで笑っているかわからないから、その場にいるスタッフや身内笑いになってしまう」というような答えが返ってきました。

お客さんがいないように感じるんです、お笑いの生配信は…

それを解決しようと思って考え出したのが、このlolupです。

これは、お笑いやエンタメの配信を見ている視聴者のスマホのカメラで視聴者の表情を読み取り、「どれだけ笑っているか」を数値化してその笑い量に合わせた笑い声を生成して低遅延で配信に載せ共有することで、配信者と視聴者がリアルライブのような「臨場感」を感じることができる、というものです。

(開発中の動画)世界初!笑い顔を読み取って、笑い声が生成・再生されるlolup!

ごらんになりました? めっちゃユニークでしょう! お笑い芸人与座よしあきさんも、よしもと新喜劇脚本演出家の徳田さんも絶賛のこのシステム!
この配信システムで配信すれば、芸人は視聴者がどれだけ笑っているかに合わせてネタをうまく調整でき、視聴者も他の視聴者達の存在感を感じながら、一緒に笑い合えるんです。これは本当に画期的です!自分で言うけど。

また、今後はお笑いやエンタメの生配信だけでなく、喜び、驚き、悲しみなど視聴者の感情を表情から読み取れるような機能も実装して、他のさまざまなシーンで利用できるようにしていこうと考えているんです。

例えば幼児教育。2歳9ヶ月になるうちのワラバーは、例に漏れず「アニメ アンパンマン」が大好き。2歳になったころから毎日、飽きることなく、アンパンマンのアニメ配信を観ておりました。
が、3ヶ月ほど経って、衝撃の事実がわかったんです。

アンパンマンではなく、カレーパンマンが好きだったんです…

食べるのはアンパン、好きなのはカレーパンマン

彼の目はずっと、カレーパンマンに釘付けでした。ですが親であるワタクシは本人から聞くまでそれに気づかなかったんです。

ただ、このlolupを使うと、子どもを含めた視聴者がどんなことに笑い、興味を持っているのかを知ることができるんです。親としても子どもがアニメを見ている時、そのキャラクターが好きなのか、背景のイラストが好きなのか、音楽が好きなのかを早く知ることができると、子どものためにいろんな教育や活動ができると思います。

その他にも、これまでにない新しい動画広告提供としても利用できます。
友人の家に遊びに行ったとき。子どもたちがテレビでYouTubeを楽しんでいました。がやはりそこは子ども、みんな次々と他の部屋や庭に行き、おのおの別の遊びをはじめ、大人たちもそれに続いてテレビの前から去っていきました。誰もいないくなったリビングのテレビではYouTube配信の合間で配信されるCMが切なく流れていました。番組だけでなくCMを制作することもあるワタクシはその光景を寂しく見ておりました。「一生懸命作られたCMが誰も観ていない中流されて、さらにこの広告主はそれに広告料金を支払っているんだ…」

ですが!
lolupではそれが解決!(なんかどっかのCMのフレーズみたいですが)
人を認識しなければCMを流さない、またCMを観た時の視聴者のリアクションを知ることができ、それを広告主が知ることで、より視聴者に刺さる広告制作の参考にできるのです。

とまあ、そんな新しい需要を生み出す可能性のあるlolupですが、ワタクシはこのシステムで「笑顔が価値になる世界を創る」「みんなが思わず笑顔になる、笑顔になりたがる世界を創る」ことを目指しています。
もしかすると来年、再来年あたりにはこれがアイディアだけでなく形になるかもしれませんので、その際はぜひみなさん利用して、アナタの笑顔と笑いを芸人・エンタメ、そして世界に広げてくださいね!

あわせて読みたい記事

HY 366日が月9ドラマに…

あなたへおすすめ!