コラム
秋深まり アレが我が家を襲う【金城わか菜のカフを下げて】
ハロウィンが過ぎたころ、アレはやってきました。
初めは1歳の次男、そして長男。
ウイルス性胃腸炎です。
どんなに対策をしても、幼児の看病をしながら感染を防ぐことは難しい!
子ども達に続き、私も嘔吐・発熱、さらに実家の母も・・・。
(普段は不調を訴えてばかりいる夫はなぜか平気でした・・・)
今回のコラム「カフを下げて―」
我が家のパンデミックが収束し、やっと執筆にとりかかることができています。
日照りの樹木になった日を想ふ
18歳から34歳まで一人暮らしをしていた私。(長いですね~!)
体調を崩した時に、一人ぼっちで寝込む心細さといったら・・・!
体はボロボロ、意識も朦朧のなか、仕事を休む罪悪感にも苛まれていました。
そんな時、実家の母が電話口で放った言葉は
「何も考えるな!植物のように今を凌ぎなさい!」
なるほど、イメージは日照り続きのひび割れた大地に立つ樹木。
ただただ自分の回復力を信じて耐えたのでした。
ところが母親になったいま・・・。
たとえ自身が発熱していようが、吐き気もあろうが、寝込むわけにはいきません。
24時間体制で、子ども達の嘔吐、トイレの始末、水分補給、消化の良い食事の用意・・・。
あぁ、日照りの樹木になれたあの頃が懐かしい・・・。
子どもがグッタリしている時は胸が締め付けられるほど辛いですが、
回復し元気に暴れ始めると、これまた辛い~。
お願い、ママを寝かせて・・・。
そんな悲痛な声も
「ママ―!ねぇママー!」「まーま、まーま」
5歳児&1歳児の声にかき消されるのでした。
疲れた体と弱った胃に沁みわたる仲間の優しさ
この腸炎で何日も仕事を休まざるを得なくなり、職場にはたくさんの迷惑をかけました。
それでも温かい言葉をかけてくださり、仕事もカバーしてくださり本当に感謝が尽きません。
仕事に穴を開ける心苦しさは独身時代と変わりませんが、
会社の人々の優しさにどれだけ救われていることか!!
みなさん、ありがとうございます(涙)
一人の生活、子どもとの生活。
どちらも大変な事があり、それぞれの楽しみがあります。
いつかこの日々がまた懐かしくなるのでしょう。
たっぷり堪能したいと思います(と分かってはいるものの、いつも白目むきそうです。)
今月の仕事 ハイライト!
沖縄の産業まつり MC
ゲストにお招きしたのは
前回2019年にも出演して頂いた経営コンサルタントの堀家盛司さん。
そして初出演の社会起業家の野原真麻さんです。
祭りの魅力や、県内産業の展望についてお話を進めて参りました。
実はマーサは球陽高校の同期で、さらに今は子どもたちが同じ幼稚園に通っています。
そんな旧知の仲のマーサと仕事が出来て、とても誇らしく感じました!
彼女の聡明な人柄が、コメンテーターとしても発揮されていました。
低体重児の成長を記録する母子手帳「リトルベビーハンドブック」
低体重児の赤ちゃんと家族を支える取り組みを紹介しました。
特集はこちらをチェック
11月17日は「世界早産児デー」です。
各地で展示会が予定されていますので、
「やんばるちびっこの会」のインスタグラムをチェックしてみてください。
おまけ ~アナウンサー写真館~
ニュース本番後、カフを下げたあとのキャスターの表情をお届け!
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