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OTV報道部

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沖縄で一番事故が多い交差点はどこ! 人身事故の約6割が交差点で発生

県内で2021年、起きた交通人身事故のうち約6割が交差点で発生した。
事故が多発している交差点とその危険性についてお伝えする。

車社会の沖縄 2021年に県内で起きた人身事故は2783件 

通勤や休日の外出など日々の生活でマイカーが欠かせない車社会の沖縄。
2021年、県内で起きた人身事故2783件で1日当たり7・6件発生していることになる。

2022年8月、宜野湾では軽乗用車が赤信号を無視して交差点に侵入し、横断歩道を横切っていた保育園児をはね園児7人が病院に運ばれた。

2022年11月4日には北谷町の国道58号線の交差点で乗用車とオートバイが衝突しオートバイに乗っていたアメリカ兵の男性が死亡した。

県内で最も事故が多い交差点は

人身事故の発生場所として多くを占める交差点。
県内で最も事故が起きているのはどこの交差点なのだろうか。

延記者
「こちらの交差点では直進している車と右折しようとしている車が衝突する事故が多発しました」

国道58号線の伊佐北交差点では2021年、6件の人身事故が発生。

右折を試みる車のドライバーが対向車線を走る車の速度を見誤ったり、後ろに隠れた車に気づかずに衝突するケースが後を絶たない。

中城村にある国道330号線の瑞慶覧交差点でも同じような事故が相次いでいる。

警察は交差点を右折する際には対向車線を走る車と十分な距離をもち、ゆとりをもって走行するよう呼びかけている。

そして2021年、最も事故が多かったのが北中城村の渡口交差点だ。

延記者
「こちらの交差点では合流しようとする際に後ろの車が前の車に追突する事故が多発しています」

村役場方面から国道329号線に合流する左折専用レーンがあるが、合流する際に右側の329号線を走る車両の確認に気を取られ、前の車に追突する事故が多く発生している。

前の車との距離を取り無理に合流しないで

警察は、左折専用レーンを走る際には前の車との距離を取り無理に合流しないよう呼びかけている。

ハンドルを握る際は交通ルールを守ることはもちろん、交差点では特に事故が起きやすいことに留意し歩行者や他の車に一層注意することが必要だ。

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