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目の前での焼き上がりが待ち遠しい「焼鳥 鳥こう」(那覇市)
目次
アゲアゲめし、今回のテーマは「やきとり」。紹介するのは那覇市久茂地にある「焼鳥 鳥こう」。店内はカウンターだけで、焼き場で焼いたやきとりを一つ一ついただける。
ふっくらさにビックリ「ささみ 柚子(ゆず)こしょう」
さっそく何から焼いていくんでしょうか?
1串目がささみのゆずコショウから焼かせていただきます
ささみ 柚子こしょう(1本 280円・税込)
1串目はささみのゆずコショウ。日本酒を振り、塩をかけて炭火で焼いていく。
一気にワーッと焼き上げるというよりは、じっくりじっくり火を入れている感じですね
そうですね。ささみは最初から強火で入れ過ぎると焼き加減がぶれてくるので
炭は何を使ってらっしゃるんですか?
下段の方にラオスの備長を敷いて、上段の方に国産の備長を
こちらでは火力が異なる2種類の備長炭を使っている。さらに空気の流れを調整しながら、ささみはじっくりとじっくりと焼いていく。焼きあがったらゆずコショウをちょんとのせて完成。
すっごくおいしい!
すごく上品な味です!
ささみでしたよね?
はい
ささみじゃないみたい
見てわかんないぐらい身がふっくらと、しっとりとしたような
うまい!
鶏は沖縄県産若鶏を使っていて、鶏そのもののおいしさを十二分に引き出す焼き方がすごい。焼き場は手前の火力が弱くなるので、手前の鶏肉が小さくなるよう扇形に。
ささみだけど驚くほどふっくらとふんわりと仕上がっている。
最初にアルコールを振って、岡山の塩を振って焼いて、最後に大分県産のゆずコショウをのせて仕上げています
お塩、おいしいよ
やばい!お塩おいしーよ、っていってしまった(笑)
今、ダジャレいいましたよね(笑)
岡山県産の塩は甘味と旨味がある。そしてゆずコショウは結構パンチがあるピリ辛さ。
タレが香ばしい「かしわ(もも肉)タレ」
2串目は、かしわ、いわゆる鶏のもも肉を
ああ、いいですね!
かしわ(もも肉)タレ(1本 280円・税込)
こちらはかしわ。鶏のもも肉をタレで。ささみより厚みがあるから焼き方も変わるらしい。
先ほどのささみとは火の入れ方っても変わるものなんですか?
そうですね、もも肉は厚みをもたして串打ちをしていますので、強火でちょっと焼き上げて、タレにつけてを2、3度繰り返して提供しています
へえ!
こちらはささみよりちょっと火力を強く、そして焦げて尖った部分はハサミで切り、口の中に当たらないようにする。ある程度に火が入ったらタレにつけて再び炭の上に。これを3回ぐらい繰り返す。
すごい!おいしい!
あー!このタレ香ばしい!
すごいですね
口の中にタレの香ばしさと、あと炭の香りが
沖縄県産の若鶏は柔らかくてプルンとしてて、ほどよく脂身もあるのでジューシーで甘さもある。
タレのお味は?
タレは何を使って作っていくんですか?
しょうゆをベースに日本酒とミリンとザラメと
なんか大きな壺にタレがいっぱい入っていましたけど、もしかして継ぎ足しですか?
そうですね、継ぎ足し継ぎ足しでやっています
えー!
いいねー!
継ぎ足しのタレだけどお店はオープンしたてなので、まだ成長途中。だけどこれだけの味を引き出せるとは、これからが楽しみ。
カリカリプルンプルンの「皮塩」
3串目は、皮を塩で焼いております
あ!最高!
笑いがでちゃいますね
はい
皮塩(1本 220円・税込)
皮は炭火の温度を見ながらじっくりと焼いていく。皮からは余分な脂がしたたり落ち、それが煙となって立ち上り皮に香ばしさをつけていく。最後にブラックペッパーをかけたら完成。
これは、“とようま”です!
豊治がうまいと思ったやつです
ありがございます
皮がパリッと仕上がっていて、でも皮目のプルンとしたところはしっかりでプルンとしているんですよ
1回ボイルすることによって余分な脂を落として、炭で焼くことであのブリッという食感も残しながら
いやあ、すごいな
絶妙!
1回ボイルしているので余分な脂は落ちている。さらに焼きながら落とすので表面はカリカリ、中はプルプルに仕上がっている。この食感はクセになりそう。目の前で焼いてくれる絶品やきとり、お得なおまかせコースもあるのでぜひお試しを。
Information
- 焼鳥 鳥こう
おいしい「やきとり」、ごちそうさまでした。
- 住所
- 〒900-0015 沖縄県那覇市久茂地1-2-1 Y’sビル 2F
- 電話番号
- 090-9787-6634
- 営業時間
- 18時~23時
- 定休日
- 月曜日、祝日
- 駐車場
- なし(近くにコインパーキングあり)
- カード
- 可
- 電子マネー
- 可
- URL・SNS
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