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金城 わか菜

金城 わか菜

大丈夫、焦らなくていいんだよ 10代に届けたい言葉【金城わか菜のカフを下げて】

金城わか菜アナウンサー(OTV 沖縄テレビ)のカフを下げて―

会社に届いたズッシリとした封筒

突然ですが・・・、
思わずウルウルしてしまいました。

こんなにたくさん届きました

これは山内中学校2年生から届いたメッセージです。

先日、母校の山内中を訪ね、生徒たちを対象に社会人講話をしたので、その感想を先生が送ってくださったのです。

中学時代の恩師が再び山内中に赴任していて、その縁で依頼を受けた今回の講話。
「後輩たちのためなら!」とお引き受けしたものの、何を話そうか迷い、当日ギリギリまで準備に追われました。

講話で使ったパワポ資料

中学生に伝えたいメッセージは・・・

だって私が中学生・高校生だったのははるか昔。

当時とは中学生をめぐる環境は様変わりしていますし、社会人として歩み始めるプロセスも随分変わったはずです。(就職氷河期ってワード、今の若者は知っていますかね?)

さらには講話を聴く生徒の中には、私の同級生の子たちも多いとか!
う~ん、どんなメッセージを送ればいいのか・・・。

いつもあまり回転しない脳みそを、ぐるぐるぐる~と回し、どういう中学生・高校生・大学生だったのか、なぜアナウンサーを目指そうと思ったのか、自分自身を深く深く掘り下げて・・・。

こんな時代もあったねと~
まわるまわるよ~

「時代はまわる~」とアルバムをめくり口ずさみながら、講話の内容を組み立てました。

その結果、中学生の皆さんに伝えたいメッセージは、

「いま夢が決まっていなくても、大丈夫、焦らなくていいんだよ」

だって私自身、アナウンサーになろうと決心したのは社会人2年目(レコード会社勤務時代)でしたから!

講話中、中学生の皆さんのまっすぐな眼差しを感じました。
みんなマスクをしていましたが、私の話にしっかりと耳を傾けてくれていることがしっかりとわかりました。

真剣に私の話を聞いてくれた生徒の皆さん

中学生の飾らない言葉、届けてくれてありがとう

後日、会社に届いた封筒に生徒たちが記した感想が・・・。

「早く志望する職業を決めなきゃと思って焦っていたが、安心しました」
「もし将来の夢が途中で変わったらと思うと苦しかったけど、楽になりました」
「いま決めなくていいやではなく、夢を探しながら日々を過ごしていきたい」
「とどまっている時間も無駄じゃない、迷っている今も大切なのかなと思えた」
「個性は作るものではなく磨くもの、という言葉で心が軽くなりました」
「自分が許された気がしました」
「友達に好かれたくてキャラを作っている自分が嫌だったが、これからは自信を持ちたい」
「好きなことをとことんやって、私自身の個性を磨いていきたいです」

用紙の欄に収まらないほど書いてくれた子もたくさんいました。
悩んだり迷ったり、立ち止まったり・・・。
素直な思いを私に届けてくれてありがとう!
私が伝えたいと願ったことが、伝わって良かったなと、とっても暖かい気持ちになりました。
本番前というのに、涙ぐんでしまって、メイクが崩れそうでした。

感想は一部抜粋になりますが、10代の感性のみずみずしさ、ひたむきさが本当にうれしく、まぶしかったので、この思いをシェアさせてください。

中学生の皆さんにお話しすることで、何かヒントを届けられたらと思っていましたが、私自身も10代だった自分を振り返ったり、今の子ども達の気持ちに触れられたり、たくさんの気づきを得られた時間でした。

ここに英知の泉あり! 楽し我らが山内中校!
最後にみんなで校歌を歌えてうれしかった~
山内中学校のみなさん、ありがとうございました!

恒例!カフを下げたあとのキャスター写真館

大きなダリア!をイメージしたポーズ!
稲嶺さんはさすが!花に合わせて、顔の色まで赤くなっています!

稲嶺さん、息を止めていたんでしょうか・・・

久しぶりに大城さんと組みました

金城・大城で「城=グスク」コンビでした

それではまた来月!
カフを下げて、お会いしましょう!

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