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沖縄の梅雨対策!湿気対策、カビ対策をしてお部屋から、湿気とカビにさようなら~♪【住まいコンサルタントまえうみさきこの お部屋の上手な使いかた】
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OKITIVE読者のみなさん、こんにちは!
~幸せのカギはお部屋しだい!~
空間心理コンサルタントのまえうみさきこです。
心理学、脳科学を使って住まいの悩みを解決しています。
お部屋を上手に使うと、家事や育児がものすごくラクになって心にゆとりが生まれます。
ぜひ心地よいお部屋にして、心に余裕ある毎日を過ごしましょう!
今回は、住まいコンサルタントとして、もうすぐ梅雨入りする沖縄の梅雨対策!湿気対策、カビ対策をしてお部屋から、湿気とカビにさようなら~♪と題し、「住まいコンサルタントまえうみさきこの お部屋の上手な使いかた」をご紹介します。
4月も半ばになり、日中暑くなったりする日も多くなってきましたね。
そして、沖縄ではすぐ梅雨の季節がやってきます。
昨年(2022年)は、5月4日が梅雨開始の日でした。
実は、わたしはこの梅雨時期が一番苦手な季節。
なぜって、気温はそれほどでなくても、湿度が高いだけで、肌に汗なのか湿気なのかがジットリ、ベッタリ空気が張りつく感じの、ものすごい不快感。。
同じように、湿気が苦手なうちなーんちゅも多いんじゃないでしょうか?
梅雨の湿気対策をしないまま家で過ごしていると、常にイライラしちゃって夫や子供につい怒りがちになっちゃう💦
お部屋を心地よくするお仕事をしていて、本当に思うのは、主婦やお母さんにとって、「心の余裕」って一番大事ということ。
あのジメジメな空気感は、心の余裕をなくす原因の1つ。なんとかしたい。
それに加えて、部屋でおこるカビの繁殖。
わたしも、湿気対策を怠ってカビで何度も服やカバン、靴をダメにしたことか、、トホホ(TT)
本土から沖縄へ移住した人も、この湿気やカビのすごさには、かなりビックリするんだとか。
カビの対策っていろいろありますが、わたしも実践してみてジメジメな梅雨時期でも爽やかに過ごせる湿気対策をするコツをお伝えします。
湿気対策をして、お部屋のジメジメ空気をカラっと♪イライラをなくそう!
お部屋の湿気ジメジメ感をなくすポイントは温度と湿度を下げる!
エアコンだと、温度と湿度を同時に下げられるのでお手軽なんですが、なんだかまだジメってるっていう経験ありますよね。
湿気大国の沖縄では、特に湿度のコントロールが大切!
湿度を下げるには、「除湿機」。沖縄には必須アイテムです。
でも広い部屋だと、湿気対策がしにくく、なかなか除湿できる量が足りないですよね。
そんなときは部屋で「空気を対流させる」ことに目を向けてみてください。
つまり、室内の空気が常に流れているようにする。
それには、扇風機やサーキュレーターで部屋の空気を循環させることが効果的!
とくに、天井と壁つなぎ目あたりは、空気の流れが悪く温度も上がりやすいので、扇風機などで天井隅にあてて、空気を循環させてみよう。
これが湿気対策につながります。
「部屋の空気を流す」というと、窓を開けて換気するのがコスパが良く効率的なんですが、それでは沖縄の梅雨対策になりません!
部屋の湿度より、外の湿度が高いときに窓を開けると、外の湿気が部屋に入ってしまい、逆に部屋の湿度が高くなっちゃうんです(;’∀’)湿気対策には逆効果。
沖縄の梅雨対策は湿気対策!!温度より湿度を意識しましょう。
室内湿度60% < 外の湿度90%になったら、窓を開けないでくださいね。
ちなみに、湿度60%っていうのは、例えると、体感では気温20度~25度でそよ風に吹かれ、けっこう快適なイメージ。
長年沖縄に住んでると、肌感で湿度が高いか・低いかわかる人もいますが、「わかんない。」と言う人は、湿度計を持ってると良いですよ♪
梅雨対策を五感で解決!お部屋を爽やかに演出しよう♪
住まい心理コンサルタントとして、湿気対策以外で梅雨対策のおススメは、色や素材、香り、音など、五感をうまく利用して涼しさを感じさせる空間を演出すること。ぜひ取り入れてほしい工夫です♪
【色】涼しさを感じる色といえば、青・水色・青緑などの寒色系と言われている色。
【素材感】でいえば、リネンやコットンなど通気性が良いものが、涼しく感じさせてくれるアイテムです。
最近だと、シーツや掛布団にさわるとひんやりする冷感機能を持続させるような素材なども出ていますね。カーテンやベットのシーツ、ソファーやクッションカバーなど変えるだけでもお部屋が爽やかなイメージに感じられます♪
梅雨対策としては、気軽に変えやすい部分なのでおススメです。
【音】では、自然界の音(1/fゆらぎ(エフぶんのいちゆらぎ))といわれる音を聴くと、リラックスでき、涼しさを感じるのに効果的なんです。
まるで、森林浴をしているような、鳥のさえずりや風がそよぐ音、小川のせせらぎの音も涼しく感じそうですね。
いまは、音楽アプリやYoutubeなどで自然の音を検索したら、部屋で聴けます。
風鈴の音も良いですね。もともとは魔除けや邪気払いとして使っていたものが大衆になじんできたものだそう。なので、あの不快な空気感を払って梅雨対策してもよいです♪
【アロマオイルの香り】天然のアロマオイルは中和消臭という消臭効果を持っています。
梅雨対策としては、ティーツリー、ユーカリ、ペパーミント、ヒノキ、ラベンダー、この5つのアロマオイルには高い殺菌効果、抗真菌(真菌の増殖を抑えて死滅させる)、消臭などの効果があり、カビ臭さも抑えてくれるんだそう。
そのなかでも、ペパーミントは清涼感のある香りで、すっきりとした気持ちにしてくれますし、防虫にもなります。
カビが発生する原因を知ればおのずとカビ対策がわかる
湿気大国の沖縄。
実は、沖縄は季節関係なく、年中カビが繁殖してるって知ってましたか?
沖縄では一年を通して、カビ対策が必要なんです。
カビ対策で一番大事なことは「なぜカビが発生するのか?」「カビが成長しやすい環境を知る」ということ。
繁殖しやすい環境を無くせば、カビも発生しません。
<カビが大好物な条件>
・20℃~30℃の気温
・酸素
・60%以上の湿度
・餌となるホコリや食べこぼし、皮脂汚れとか、虫の死骸がある。
・暗い場所
こういった条件を、部屋から取り除くことで、カビの発生をおさえカビ対策をすることができます。
エサになるホコリを部屋からなくす
カビ対策に一番効果的なのが、いかに「エサになるホコリを部屋からなくすこと」だと考えています。
ホコリをなくすためには、こまめな掃除が必要なんです。
そして、掃除がしやすい部屋とは、スッキリ片づいてるお部屋ですよね。
でも、共働き夫婦や子育て中のお母さんは、こまめな掃除や部屋がいつもスッキリをキープするのは難しい。。。
わたしの自宅も、子どもがいるからモノが多いし、わたし自身も持ち物が多いほう。
そして毎日、掃除機かけなんでできない!
とは言っても、ホコリは取らないといけないので、まずは自分がムリなくできることから始めてみましょう。
ズボラなわたしでもムリなくできた行動は、5つありました。
・とりあえず床の上だけにはモノがないようにする。
・全部の部屋の片づけは難しいから、家族が集うリビングだけでもモノを減らしてみる。
・快適に寝ることも大切。ベットの上もいつもキレイをキープ。
・クローゼット扉は、通風のため常時開けとく(可能なら扉を外してロールカーテンを設置)
・クローゼット内の収納率は7割にする。服と服の間にスキマを開けて収納。
床の上にモノを置かなくなると、掃除機がけがとてもラクになります。
それに、床を歩く足裏が、梅雨時期のべたべた感とホコリが混ざった不快感から解放されます。
毎日掃除機をかけられたら良いけど、難しい人が大半。そんなときは思いきってお掃除ロボットを使うのもおススメです。
初期費用はかかるけど、カビでダメにしてしまったモノのことを考えると、費用対効果は大きいと考えてます♪
1つの部分が気持ち良くなってきたら、ほかも少しづつ片づけたくなってくるはず。
そうやって、1つ1つの不快感をムリなく無くしてカビ対策をしていきましょう♪
エアコンのクリーニングも忘れずに!
最後に、梅雨時期に入る前は、エアコンのクリーニングも稼働する前に忘れないでね。
エアコンは、ホコリでカビがつきがち。エアコンの風と一緒にカビの胞子が舞うと、部屋のカビの原因になるので、クリーニングをする事でのカビ対策は大事。
自分でできる基本的な掃除は、フィルターの掃除だけで良いそうだけど、かび臭い悪臭がしたり、3年に1度は定期的にプロのクリーニングに依頼すると、内部をしっかり落としてくれるし、エアコンの効きも良いそうです。
そろそろ到来する、いやーな梅雨の時期に向けて、沖縄の梅雨対策を!
湿気対策、カビ対策をして、お部屋を上手に整えておきましょう~!
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