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OKITIVE編集部

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「霊道のある部屋」おきなわの恐怖体験⑦【琉球トラウマナイトリアルストーリー】 

実際の恐怖体験を元に制作された「琉球トラウマナイトリアルストーリー」(4月25日(火)よる8時、沖縄テレビで放放送)。
今回は番組で紹介したリアルストーリーを実際の投稿を元にOKITIVEでお届けします。

霊道のある部屋

投稿者、陽菜さん(仮名)のリアルストーリー。

当時、私は28歳。スピリチュアルがとても流行っていて、アパートを借りるにも占い師と不動産物件を回り、意見を聞いて決めていました。
占い師に言われるがまま、数ある物件からK村の静かな場所に3階建て2DKアパートの2階に部屋を借りることにしました。

玄関の靴箱の上に生花を飾っていましたが、翌日にはその花がドライフラワーのように茶色に変色し、カラカラに枯れてしまう。花瓶に水が入っているのに、カラカラに枯れてしまうのはおかしい。
冷蔵庫の横にあるから?別の部屋に花を飾っても、翌日にはカラカラになって枯れてしまう。

また、スーパーで買い物したジャガイモや豆腐を冷蔵庫に入れていても、翌日には腐れる。
なんだか、腐れるスピードが速い感じ。冷蔵庫が壊れている?

盛り塩すると、翌日には塩がドロドロに溶けてしまう。
湿気が多いのか?

そんな不思議な状況が続きました。

変だ、変だと思いながら、引越しから3か月経った頃、
夜中に上の階で子供がドタバタ走り回る足音で目が覚めるように。
1人ではなく、2、3人の子供が夜中に一斉に走り回る。
あまりにも頻繁に続くのでアパート管理事務所に相談したのですが、私の部屋の上階には、「今は誰も入居していません。」と言われました。

しばらくすると、夜に金縛りにもあうようになりました。
全身が痙攣して身体が動かない。

ベランダに出る掃き出し窓にたくさんの黒い影が立っているのをみるようにもなりました。泥棒かと思ったけど、そうじゃないようでした。

占い師に相談するも、
「あなたがネガティブ思考なら、そうなる。ポジティブ思考になれば、良いことが倍になる。要はあなたの気持ちの持ちよう。」と言われました。

その頃の私は職場の人間関係や恋愛に悩んでいて、ネガティブ思考に陥っていた為、気のせいだ。と思うようにしていました。

やがて、私は体調も崩して、体重が急激に減っていきました。

そんなふうに過ごしていたある夜
いつものように1人ベットで横向き寝ていると、耳元で誰かの吐息を感じて目が覚めました。
誰かが私の背中にピッタリとくっついて、耳元でスーハー、スーハー息をしている。
誰?何?気持ち悪い。誰か部屋に入って来た?
あれ?生身の人間ではない。でも、こいつは男だ。

怖すぎて、夢なのか、現実なのか分からない。

翌朝起きて自分の手首を見ると、掴まれた手の痕がクッキリ付いていました。よく見ると、両手首と両足首に手形の痕が。

このままだと危ないと思い、お祓いが出来る人を紹介してもらい、部屋を鑑定してもらいました。

するとお祓い師の方から「あなた、一人暮らしだけど、大勢と一緒に住んでいるね。このアパートは、2階の天井下30センチから上に霊道が通っているよ。」と言われました。

霊道・・・。そう言われて驚くよりも、
「あぁ、やっぱりな。」と妙に納得しました。

続けて、「霊道から霊が部屋に入って来ている。あなたの横に5歳くらいの女の子がついているし、男の人がたくさん部屋にいる」と言われました。

部屋に祭壇を設置し、お祓いをしてもらいました。
お祓い後、安堵からか涙がボロボロ出て止まりませんでした。

その後、即部屋を退去。
あれ以来、そのアパートに近づくことはなく、占い師の所にも行かなくなりました。

あの頃の出来事を振り返ると、私は自尊心に欠け、自己肯定できていませんでした。人に依存してしまい、自分の直感を信じていなかったのが一番いけなかったと思います。

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