コラム
真夏の夜の夢~アナウンサーがうなされる悪夢とは~【金城わか菜のカフを下げて】
目次
熱帯夜、ママウンサーの悩みとは…
厳しい暑さが体にこたえる今日このごろ。
灼熱の日中だけでなく、夜も寝苦しい。
若いころから眠りが浅いことが悩みの私ですが、母親になってからは、子どもたちの寝返り一つで目が覚めてしまうのでますます深い眠りにつくのが難しくなっています。
そしてそんな時にさらに私を苦しませるのが、夢!
このコラムを執筆している前夜に見た夢はというと…。
とにかく恥ずかしい夢
取材を終えて会社に帰り、収録した映像を見返すと、なぜか上半身が裸!!
ズボンや靴は履いているにも関わらず、上半身は肌着もブラさえも着ておらず、完全に露わ…。
それなのに平気な顔でカメラの前でリポートして、インタビューもしている!?
「ちょちょちょちょちょ!なんで現場にいる人も気づいていないの!?
え!カメラマンも何も言ってくれなかったよ!?」と
パニックになったところで、目が覚めました。
夢でよかった~(汗)
夢にうなされるのは、アナウンサーあるあるかもしれない
アナウンサーとして働き始めてから
仕事で大失敗する悪夢に(裸でリポートなんて失敗の度を越してますが)
うなされることがたびたびあります。
私がよく見る夢は、ニュース原稿の文字が躍って読めない! というもの。
まるでファンタジーですが、夢の主人公はそれどころではありません。
読んでも読んでも言葉がどこかに逃げてしまうので、意味を成す文章にならないんです。
あとは、ピンマイクを付けたままで生活をしていて、普段のおしゃべりも、お手洗いの音もすべてがオンエアされるというサイコホラーな夢もたまに見ます。
平良いずみ先輩は
「自宅でぼーっとテレビを見ていたら、誰も座っていない空っぽのスタジオが画面に映り、きゃ!私きょうニュース担当だった!」と焦る夢をよく見るそうです。
どんなにキャリアを重ねても見ちゃうんですよ、こんな夢。
アナウンサーあるある、かもしれません。
夢が教えてくれること
自分でも気づかないうち、いつもどこかで緊張が続いているのでしょう。
悪夢にうなされたときは、そんな自分を顧みて、ピンと張った糸を緩めなくてはいけないなと思います。
そして摩訶不思議な放送事故が現実ではなかったことに胸をなでおろすと同時に、
「初心忘るべからず」
ということを夢が私に教えてくれたのだと思うようにしています。
いつでも準備と確認を怠らぬように、と。
ようこそ!新人アナウンサー!
さてOTVアナウンサーには今年度からフレッシュな顔が仲間入りし、
このほど初鳴きを迎えました。
(アナウンサーが初めて電波に声を乗せることを初鳴きといいます。)
平良匠アナウンサーです!どうぞよろしくお願いいたします。
彼もこれからいろんな夢を見るんでしょうね。ニヒニヒ。
それでは皆さん、暑さに負けず、心も体も健やかにお過ごしください!
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