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薪割り・火おこし
目次
ナビゲーターの大城良太がキャンプ体験しながら感じたことをテーマ別にレポートしていく。第2回目のテーマは、「薪割り・火おこし」
実際に体験してみての苦労やコツ・ポイントなどをご紹介!
キャンプの醍醐味「焚き火」に挑戦!
テント設営など、野外で体を動かすと・・・小腹がすいてくる。
通常の生活ならコンロをひねればすぐに火がつき、調理も簡単にできるがキャンプではそうはいかない!
自ら火を熾さないといけないのだ。この「不便さ」を楽しむのが、キャンプの醍醐味である。
今回は焚き火を楽しむまでの一連の流れを紹介していく!
ポイント①「火持ちの良い薪を用意すべし」
まずは薪を用意!薪に向いている木は“堅木”と呼ばれる広葉樹が良いとされているそうだ。
着火はしづらいが火持ちがいいので薪を継ぎ足す必要がぐんと減るらしい。
今回は沖縄県内のホームセンター「メイクマン」で購入した薪を使用した。
ポイント②「平らな土台の上に薪をセッティングすべし」
次に準備した薪を斧で割っていく。
この時の注意点は、芝生や岩の上で薪割りをすると斧が傷みやすく危険なので、必ず木切れや切り株など平らな土台の上に薪をセッティングして割るようにしよう。
誤って斧が手から滑らないようにグローブや軍手を着けて行うとより安心だ。刃物を扱うので細心の注意を払うことを忘れずに。
ポイント③「木の目に逆らわないように垂直に刃を当てるべし」
さらに薪を細く割るために「バドニング」を行う。
バトニングとは「斧ではなくナイフを使った薪割り」のことだ。
木目を観察し、なるべく木の目に逆らわないよう垂直に刃を当てる。
ナイフは刃先ではなく、ハンドル(グリップ)付近の刃をしっかり木に当てるのがポイントだ!
利き手に薪や角材を持ち、ナイフの背を叩いて薪を割っていく。
薪が割れたときの「カラン」という乾いた音が心地よい。
自然の着火剤、フェザースティックを作る
今回は焚き火の焚き付けに着火剤を使わずに、フェザースティックを使うことにした。
フェザースティックとは、燃えやすいようにナイフで枝を鳥の羽のように薄く削り、毛羽立たせたものである。
手前から奥へナイフを押し出すように削っていく。
ベテランキャンパーは薄くスライスされた枝先がクルっと丸まるのだが初心者キャンパーにとってはこれが難しいのだ。
こちらが私(大城)が初めて作ったフェザースティック。
まだまだ、修行が足りないといったフェザースティックだ・・・
ポイント④「木を回しながら角を探すように削るべし」
削るコツとしては、木を回しながら角を探すようにし、できるだけナイフの刃を立てずに寝かせて削ると上手くいくそうだ。
これからキャンプを重ねていくにつれて、どれだけフェザースティック作りが上手くなるのかにも注目してほしい。
ファイヤースチール(メタルマッチ)で着火
薪とフェザースティックが準備できると、次はいよいよ着火だ。
芝を守る防火シートの上に焚き火台をセッティングし、準備していく。
キャンプ場によっては必ず防火シートを敷かないと焚き火ができない所もある。事前にキャンプ場のホームページなどを確認しよう。
焚き火台に中には、フェザースティックや燃えやすい小枝、麻紐を入れて準備完了。
そこを目掛けて、ファイヤースチール(メタルマッチ)をナイフで削り、火花を散らして引火させていく。
ポイント⑤「小刻みに何回も擦るべし」
慣れていないと火花は散れどもなかなか着火しない。
火がつくまでのコツとしてはファイヤースチール(メタルマッチ)を素早く上下に何度も擦ること。
少々手間どるが、ファイアスチール表面のマグネシウムを削った粉末を散らしておくと、火を起こしやすい。
火がついた瞬間は感動するが、その余韻に浸るのはまだ早い。
火がついてからが忙しいのだ。小さな火種を大きく育てていくために薪を重ねたり、空気を送る必要がある。
大きな薪に火が燃え移ったら、ようやく一息つけるタイミングだ。
自分で1から育てた焚き火には愛着もわき、それで作る料理もより美味しく感じられる。
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