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知っていると何かと役立つ「ロープワーク」
目次
ナビゲーターの大城良太がキャンプしながら感じたことをテーマ別にレポートしていく。今回のテーマは「ロープワーク」。
テントやハンモックを設営する時などに使えるロープワークを3つご紹介。
キャンプの時だけじゃなくて普段の生活でも活用できる結び方なので、一度覚えておけば役立つこと間違いなし!
ロープの先端を炙ろう
切りっぱなしのロープを使うよりも先端を少し炙って溶かすことで、ほつれを防いで扱いやすくなる。
ロープワーク①「もやい結び」
頑丈なテントやタープを設営する為には、ロープで地面や木に固定しなければならない。
その為にもロープとテントを繋いている結び目をほどけないようにすることが不可欠だ。
まず紹介するのは「もやい結び」。簡単で様々な場面で応用できる!
手順①
まずはテントのループにロープを通して、左側に輪っかを作る。
ポイントは数字の「6」のような形をつくること。
手順②
6の輪っかになっている所に右の短いロープの先端を奥側から下に通す
手順③
下に通した短いロープを左手で持っている長いロープの下にくぐらせる
手順④
先ほどくぐらせたロープの先端を初めに作った数字の6の輪っかの中に通す
手順⑤
長いロープと短いロープを上下に引っ張れば完成
しっかりと固定できて、かつ簡単にほどける「もやい結び」。
是非覚えて活用しよう!
ロープワーク②「自在結び」
続いてご紹介するのは、張り調整が自由にできる「自在結び」。
結び目をスライドすることにより、ロープのテンションを簡単に調整できる。
手順①
ロープをテントのループに通す。その時にロープを長めにとっておこう。
そして数字の4の逆の形を作る。
手順②
先端を左手で持っている長い方のロープの下からくぐらせる
手順③
先端をひっぱり結び目1つを作る
手順④
その結び目の下に同じような4の逆の形を作る
手順⑤
1つ目の結び目のように先端を長いロープの下からくぐらせる
手順⑥
先端を左手でもつ長いロープに1周巻き付け、輪っかに通す
手順⑦
その下に再び数字4の逆をつくる
手順⑧
先端を左手の長いロープの下から遠し、輪っかにくぐらせる
手順⑨
右手にもつ短いロープを引っ張れば完成。結び目がゆるいとほどける事もあるので注意
作った結び目2つをスライドさせれば長さを調整できる。
自在金具を忘れたときなどに使える結び方だ。
ロープワーク③「バタフライノット」
シェラカップなどの小物を吊るしたり、洗濯物を干したりするのに便利な「バタフライノット」をご紹介。
バタフライノットでいくつも輪をつくれば、ロープが小物掛けに早変わり!空間をうまく活用してサイトの整理整頓ができる。
手順①
左の手の平にロープを巻く(写真のように3本ラインを作る)
手順②
3本ラインの真ん中のロープを下から左に出す
手順③
左側に出たロープを右側に上から引っ張る
手順④
右の引っ張ったロープを今度は下から2本のロープに通す
手順⑤
輪っかを残しつつ、左右のロープを引っ張れば完成
今回はランタンポールと木の間にロープを結び、バタフライノットで作った輪っかにカップを吊るした。
紹介した3つは比較的簡単で使いやすい結び方だ。覚えておくと何かと役に立つので隙間時間で練習しよう!
また、ロープを木にくくり付ける際は、木にクッション材を巻きつけておくと樹木を傷つけずに済むので覚えておこう。
旬の味覚でホッとひととき
ロープワークを駆使してテント設営が完了。やっと一息つけるタイミングだ。
今回は秋の味覚・梨をワイルドに頂いた。一人でまるまる1個はちょっと多かったかな(笑)
静かな海面をみながら旬の味覚を堪能し、CHILL TIME!
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