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10年をかけて作り上げた絶品タコスが味わえる「うちのやまち」(南城市)
沖縄本島南部の静かな集落のなかに、ひっそりと佇むタコスのお店「うちのやまち」。地元の方が多く訪れる、穴場のタコス屋さんです。
うちのやまちの一番のこだわりは、パリパリのタコスの皮にあります。
オーナーの山内さんが10年をかけて作り上げた、絶品のタコスが食べられますよ!
目次
のどかな風景に囲まれた集落のなかにある「うちのやまち」
うちのやまちがある場所は、本島南部佐敷町。近くには、あざまサンサンビーチがあります。このあたりにタコス屋さんなんてあったかな?と思いながら車を走らせていると、看板を発見!
さとうきびやバナナの畑などが広がる、見渡す限り緑豊かな集落の中。まわりには高い建物が少ないので、空が広く、のどかな雰囲気で気持ちよいです。
うちのやまちは、オーナーの山内さんの自宅一階部分をリノベーションし、オープンしました。以前は店内で食べることができたそうですが、2023年10月現在、食事ができるのは外のテラスのみです。
テラスには多くの植物が植えられています。端から端まで緑や花が溢れていて、心地よく過ごせます。
店名の「うちのやまち」は、山内さんの家族の屋号から名付けられたのだとか。「うちのやまち」のロゴやタコスの絵が描かれたのれんもかわいいですよね。
パリパリなのに食べやすいこだわりの生地
お店が作られたきっかけは、山内さんが19歳の頃に食べて衝撃を受けた、タコスとの出会いでした。
そのときに食べたタコスは、いままでに食べたどのタコスとも食感が違うものだったそうです。以来タコスにはまり、自分でも作ってみたいと思い立って、タコスの研究がはじまりました。
山内さんがめざしたのは、冷めてもパリパリの食感が味わえ、食べながら具がポロポロこぼれ落ちないタコス。いろいろなお店を食べ歩いたり、インターネットから情報を集めたりしながら、何とおりもの生地の配合に試行錯誤しました。
そして研究を重ねること10年。ついに理想のタコスが完成したのです。
具材にもこだわる「うちのやまち」のタコス
こだわっているのは、生地だけではありません。タコスミートの豚肉には、5:5でオーストラリア産と国産を使用。理想の国産豚肉を扱う卸業者を探し求め、見つけるまでに半年かかったそうです。
塩は沖縄県産のシママースを使用。野菜には、自家栽培のものを使用しているほか、時期によっては品質の良い野菜を県内外から取り寄せています。
ボリュームたっぷり「うちのやまち」のランチセット
うちのやまちでは、タコスは1Pから注文でき、3P買うと30円のお得。
セットメニューやブリトー、タコス生地で包んで揚げた、やまちロールも人気です。オリジナルのサルサソースは、子どもでも食べられる甘口と辛口の2種類が用意されています。
今回は、Aランチを注文しました。タコス2Pにタコライス、オニオンリング、ポテトとドリンクが付いています。
私はピリッとしたタコスが食べたくて、辛口のソースをチョイスしました。
タコスの皮は見た目からパリっとした感じが伝わり、少し大きめで厚みがあります。山内さんが理想のタコスとおっしゃっていたとおり、最初から最後までパリパリの食感を楽しめました。
甘味も感じられるマイルドな辛さのサルサソースは、お肉の旨味も感じられるやさしい味わいのタコスミートや、みずみずしい野菜と相性バツグン。
セットに付いているポテトやオニオンリングも、カラッと揚がり、サクサク。
タコライスもボリュームがあり、全部食べたらお腹いっぱいで、大満足のランチセットでした。
ドライブの途中にふらりと立ち寄りたい「うちのやまち」
うちのやまちのタコスは、テイクアウトも可能。時間が経ってもパリッと感は失われずにおいしく食べられるので、お土産にもよさそうです。
近くにはビーチのほかにも知念岬公園や斎場御嶽など、観光スポットも多くあるので、ドライブの途中にぜひ立ち寄ってみてくださいね!
Information
- うちのやまち
- 住所
- 〒901-1402
沖縄県南城市佐敷手登根754 - 電話番号
- 080-6480-5467
- 営業時間
- 11時〜17時(ラストオーダー16時)
- 定休日
- 火曜日・水曜日
- 駐車場
- 有(10台)
- クレジットカードの利用
- 不可
- 電子マネーの利用
- 不可
- HP・SNSのリンク
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