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沖縄発ゴーヤー×クマのキャラ「ビタベア」が中国で人気 生みの親に聞く誕生の裏側と目標
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沖縄のある特産品をモチーフにしていてるキャラクターが、Tシャツや帽子などさまざまなグッズが展開されている。地域に根差したブランドで、実はいま海外から注目されている。
クマの耳とゴーヤーの輪切りが似ている
国際通りに店を構えるTシャツ販売店。中でもひときわ目を引くのが…
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ビターメロン 城間英樹代表:
クマの耳のぼこぼこと、ゴーヤーの輪切りのぼこぼこが似て見えたので。これをくっつけて世界に一匹しかない「ゴーヤーベア」を作ろうということで、ビタベアを作りました
英語ではゴーヤーを「ビターメロン」と呼ぶことから、bitter bear(ビタベア)と名付けられ、いまアジアから熱い視線が注がれている。
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沖縄で生まれ、沖縄で育まれたこのキャラクターの魅力とは?
ビタベアを生み出したのは、城間英樹さん。琉球ゴールデンキングスやFC琉球のキャラクターも手がける沖縄を代表するクリエイターだ。
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ビターメロン 城間英樹代表:
ビタベアも本当にシンプルに、究極までデザインとして落としこんでいますね。シンプルなだけに他とどう差別化するかというところにものすごく時間をかけています
細かな設定にも魅力がある。
ビターメロン 城間英樹代表:
(ビタベアは)赤ちゃんが抱っこされる瞬間を切り取ったんですよ。このキャラクターがお店に並んだときに、持って帰りたくなるような、というところで赤ちゃんをイメージしています。あえて目は描いていないんですけど、完成されていない状態にしておくことで、見た人が自分の中で目を描き始めるはずなんですよ
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高校生とTシャツ制作 “ダンスを楽しむ”を表現
地域に恩返しがしたいと、ビターメロンでは高校生と一緒にTシャツを作るプロジェクトを始めた。
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ビターメロン 城間英樹代表:
2021年は、知念高校のダンス部の生徒がデザインを提案してくれて、それをもとに僕の方でプロのイラストとしてブラッシュアップをしていく
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高校生の自由な発想がビタベアの魅力をさらに広げてくれたという。
ビターメロン 城間英樹代表:
ビターメロンをこうやって、レントゲンみたいな感じでガイコツにしようという発想は出てこないので。そういうのもすごくいいんですよ
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小林美沙希アナウンサー:
大会に向けて練習する知念高校ダンス部。彼女たちと一緒に作ったのがこちら!このTシャツが今から贈呈されます
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一緒にデザインを考えてきたが、完成したTシャツを見るのはこの日が初めてだ。
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デザインを考えた 平良千亜鈴さん:
コロナ禍で部活もあまりできない中で、ダンスを楽しむということを表現しようと思ってデザインしました。普通ではあまり体験できないようなことだし、嬉しいです
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Tシャツを来た生徒たち:
めっちゃかわいいです!イエーイ!!
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ビターメロン 城間英樹代表:
今、この瞬間を見られたときが、一番自分たちとしてもやって良かったなと思えますね
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中国企業の目に留まり、沖縄から世界へ
こうした中、ビタベアが世界に羽ばたこうとしている。アジアで映画製作やキャラクタービジネスを展開する中国大手の「サンネクカルチャーグループ」がビタベアに目を付けたのだ。
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サンネクアニメーション 陳龑社長:
前に沖縄に旅行をしに来た時にここを通りかかって。一目ぼれ。沖縄にいないクマと、とても多いゴーヤーのコラボミックスというコンセプトもとても面白く思って
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中国を含むアジア47カ国にビタベアを展開したいと、2021年5月にアジアでの制作と販売の権利を買い取った。
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ビタベアのネックレスを著名人たちが身に付けていることがSNSで話題となり、中国で人気に火が付いたことがきっかけだ。
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サンネクアニメーション 陳龑社長:
ビターメロン、絶対に中国でもいけるなと確信できて。全面的にこれからプロデュースしていく予定です。
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地域に根差した活動が評価され、中国でも人気が爆発するビタベア。アジア進出後はさらに大きな目標を見据える。
ビターメロン 城間英樹代表:
ビタベアちゃんは、日本の沖縄から生まれたキャラクターだというのが、世界中の誰もが分かるぐらいメジャーになって、長く愛されるキャラクターになって欲しいなと思います。
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沖縄のゴーヤーから生まれたキャラクターが、世界の人々を魅了していく。
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