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海岸沿いの絶景カフェ&バー「seaside-cafe BlueTrip (シーサイドカフェ ブルートリップ)」(名護市)
「seaside-cafe BlueTrip (シーサイドカフェ ブルートリップ)」は、名護市の東江(あがりえ)海岸沿いに2009年からお店を構える、海と夕陽の見えるカフェです。
席に座ると目の前に美しい名護湾が広がり、昼はキラキラ輝く青い海を見ながらランチやデザートを、夕方は海に沈む太陽を眺めながらお酒と食事を楽しめます。
店主は名護市で大きな音楽イベントも主催する、敏腕イベントオーガナイザー。15年続く絶景カフェの魅力を、たっぷりご紹介します!
目次
西海岸と亜熱帯が融合した「seaside-cafe BlueTrip (シーサイドカフェ ブルートリップ)」の店内
西海岸のサーフ系の雰囲気と沖縄の亜熱帯らしさを両方感じられる店内は、アーティスティックで独特の雰囲気!もともとはボロボロの倉庫だった場所を、店主ご自身で廃材を使用してDIYしていき、いまの形になったそうです。
台風などの影響により、現在はフルDIYから一部プロの手も入っていますが、温もりは当初のまま。ところどころにある懐かしいオブジェが、とっても気になるポイントです!
壁にかかった絵や天井から吊り下げられたアダンの葉、天井のサーフボードやファン付照明など、どれもセンスがよく、のんびり座って眺めるだけでも飽きません。
店内中央にある木のステップは、一見飾りかと思いきや屋上テラスに続く階段です。
足もとに注意しながら階段を登ってみると、開放感抜群の絶景スポットが待ち受けていました。
屋上テラスでは、バーベキューも可能!美しい海を見渡しながら気軽にバーベキューできるのは、旅行者にとってもありがたいサービスですよね。
事前予約が必要なので、気になる人はお問い合わせください!
地産地消がベースになった「seaside-cafe BlueTrip (シーサイドカフェ ブルートリップ)」のスペシャルメニュー
ランチにおすすめなのは、焼きカレーとジャークチキン・サラダの「ブルートリップ・プレート」。
「ブルートリップ・プレート」に入っている、沖縄県産「やんばる鶏のカツレツ」、「ジャークチキン」や「焼きカレー」は、単品でもオーダーできます。
デザートタイムには、パンケーキやパフェ・フロートのほか、沖縄県今帰仁村「おっぱ乳業」のジェラートが楽しめます。
特に屋我地島ハチミツ&ホイップのパンケーキは、屋我地島で生産された純国産ハチミツをたっぷり使用した贅沢なデザート!
ほかにもコーヒーフロートやクリームソーダなどの懐かしいメニューも、沖縄の暑い気候にピッタリです。
アルコールのラインナップも豊富。
沖縄といえばオリオンビールですが、実は名護市で製造されているってご存知でしたか?通常のオリオンビールに加え、クラフトビールも楽しめるので、飲み比べしてみてはいかがでしょう。
コロナやハイネケンなどのビール類のほか、ウィスキーやカクテルなどの幅広いお酒が、カウンターにずらりとならんでいます。もちろん、泡盛もいっぱい。
カウンターに座って、「あのお酒飲んでみたい!」とリクエストするのもよいでしょう。
地域のおいしいものがたっぷり詰まった「seaside-cafe BlueTrip (シーサイドカフェ ブルートリップ)」のランチプレート
ランチプレートの「ブルートリップ・プレート」は、やんばるスパイスをたっぷり使用して味付けした「焼きカレー」と、やんばる鶏をスパイス漬けにしパリッと焼いた「ジャークチキン」、そしてサラダがきれいに盛り付けられたもの。
大宜味村の契約農家から入荷するフレッシュな野菜を使用しており、野菜の旨味を引き立てるようにシンプルに調理しているそう。
ゴロッと大きめの野菜が入った焼きカレーは、やんばるスパイスの香りが漂うカレーにたっぷりチーズをのせてオーブンで焼いた、「seaside-cafe BlueTrip (シーサイドカフェ ブルートリップ)」で人気のメニューです。
かつてランチをやっていなかった頃、常連客に「焼きカレーと野菜のランチプレートを作って」と何度もいわれていたほど、ファンの多い逸品です!
やんばるスパイスで味付けしたジャークチキンは、パリッと焼かれた皮目の食感と、ほろっと崩れるお肉の柔らかさのバランスがGOOD!
やんばるスパイスの香りが口のなかに広がり、ジューシーなお肉から溢れ出る旨味との絡み合いが絶妙です。
大宜味村の契約農家から仕入れる新鮮野菜は、時期やタイミングにより変わります。
基本的にシンプルに味付けされたお野菜は、どれも旨味が凝縮!特に、塩を振り60分ドライしただけのドライトマトの甘さにびっくりです。
サラダに使用するドレッシングも、もちろん手作り。
オリーブオイル・粒マスタード・塩・ゴマで味付けされたシンプルなドレッシングは、スッキリとした味わいになっています。特に粒マスタードがアクセントとなり、お酒のアテにも合いそうです!
イベント主催からカフェ経営をへて、またイベントへ
実は店主の大石さんは、過去に著名な歌手も参加した「Blue Lagoon Festa」や「OURSONGS Okinawa」などの音楽イベントを主催しているオーガナイザーでもあります。
イベント運営メンバーみんなで作ったのが、「seaside-cafe BlueTrip (シーサイドカフェ ブルートリップ)」の前身なんだとか。
お店のなかには、イベントをやっていた頃の想い出がぎっしり!こんなところにあの人のサインが?!と、まるでお宝を発見したかのような喜びがあります。
ライフスタイルの変化とともに、奥さんの多惠子さんとご夫婦で営むいまの形になった「seaside-cafe BlueTrip (シーサイドカフェ ブルートリップ)」。
そろそろ各家庭の子どもたちも大きくなってきたし、昔のメンバーと集まってイベントやりたいなーと話す大石さん。ライフスタイルの変化に無理に合わせるのではなく、信念を持ち続け、タイミングがめぐってきたときにできることをやる、といった姿勢がとても素敵でした。
地産地消をベースに地域のおいしいものを提供するだけでなく、たくさんの人にありのままの素材を楽しんでもらうために、味付けはシンプルに。
一度味わえば、沖縄の野菜っておいしいんだ!と新たな発見になるでしょう。
キラキラした海を眺められる日中はもちろん、サンセットタイムもおすすめ!目の前に沈む太陽と、周りを照らすオレンジから藍色のグラデーションは、必見です。
目の前のビーチは管理ビーチではありませんが、遊泳可能なエリアです。地元の子どもたちから、最近は観光客も多く遊んでいるので、ぜひ来店後にはビーチも堪能してくださいね。
(写真:Tomoko PHOTO)
※この記事の情報は2024年2月時点のものです。表示価格が変更される場合もありますので、最新の情報はリンク先の公式サイトにてご確認ください。
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