公開日
平良 匠

平良 匠

子どもたちの行動力に圧倒!【平良匠のこんにちは】

アナウンサーコラム 平良匠

目次

こんにちは。新人アナウンサーの平良匠です。
(4月から2年目。あっという間です。)

3月は卒業シーズンですね。私は名護市にある真喜屋小学校へ取材に行きました。
今回のコラムでは、放送で伝えきれなかった想いを書いていきます。

真喜屋小学校の卒業生13人

今月22日に行われた卒業式。中学での目標を堂々と語る子どもたち。保護者、先生方、在校生へこれまでの感謝を自分たちの言葉で伝える姿。取材をしながら、一週間前に子どもたちと初めて会った時のことを思い出していました。

児童数の減少…どうにかしたいと動いた6年生

卒業式の一週間前。大好きな学校のため、地域のために動いた6年生の13人を取材するため真喜屋小学校を訪れました。

名護市議会を傍聴した際、10年で30人以上児童の数が減少している現状を知った6年生。大好きな学校のために、自分たちで真喜屋の魅力を発見し、それを発信していく「真喜屋の魅力探偵団」を結成しました。
目標は「5年で全校児童を100人に増やして、笑顔いっぱいの学校にしよう!」

地域の人を巻き込みながらの活動や担任の先生から見た子どもたちの姿、地域への恩返し、子どもたちを見守る地域の人の想いなどを込めた企画は、以下から見ることができます。

私も発見!真喜屋の魅力

企画では入れることができなかったのですが、卒業旅行や卒業アルバム制作にかかる費用が高騰するなか、保護者の負担を少しでも減らそうと、子どもたちは地域のアルミ缶の回収にも取り組みました。
子どもたちの熱意に動かされた地域の方々も協力し、子どもたちが自分で作ったアルミ缶回収お願いのポスターを、一番目立つところに貼ってくれる方もいたそうです。

また取材をしていると、子どもたちがすごく楽しそうな表情をしているのが印象的でした。算数の授業中は先生とコミュニケーションをとりながら疑問を解決する。体育の授業では、「あれ、いまって放課後だったっけ」と思うくらい和気あいあいと体を動かす。

6年生以外の子どもたちも、私たち取材クルーを見つけると元気よく挨拶をしてくれたり、話しかけてくれたりしました。童心に帰ったような気持ちにさせてくれました。

取材を通して、真喜屋小学校、そして地域の魅力をたくさん感じた時間でした。

子どもたちの行動力に圧倒!【平良匠のこんにちは】
卒業式後に一緒に写真を撮りました。

子どもたちの行動力から感じたこと

一生懸命何かに向き合っていたり、考えたり行動したりしていると、それを見ていた周りがサポートして、さらにその想いが広がっていく。子どもたちの行動力、それをサポートする保護者や先生方や地域を取材して感じたことです。

4月から入社2年目になる私。初心を忘れず、真摯に向き合うことを大切にしていきたいと思います。

あわせて読みたい記事

HY 366日が月9ドラマに…

あなたへおすすめ!