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やちむんの里のランチはここで!絶品カレーがたまらない「CLAY Coffee&Gallery(クレイコーヒー&ギャラリー)」(読谷村)
今回は、読谷村「やちむんの里」にあるギャラリーカフェ「CLAY Coffee&Gallery(クレイコーヒー&ギャラリー)」をご紹介します。
自家焙煎のコーヒーに加え「どれにしよう」と悩んでしまう充実のランチメニュー!
お店のイチオシのカレーをいただいてきましたよ。
目次
やちむんの里の中を左に曲がったその先に
「やちむんの里にそんなカフェあったっけ?」を思いつつ、やちむんの里へ。
北窯に向かってゆるゆると奥に車を走らせていくと、見たことのない場所が出現。
よく見ると小さな看板が道路沿いにあります。
看板に従って道を進むと、ぽっかり開けたエリアに、赤瓦とコンクリート打ちっぱなしの素敵な建物が出現。
元は雑木林だったエリアを切り開いて作りました。
モダンなコンクリートの建物に、カウンターや屋根、テーブルやドアなどに木材を使った内装。」シンプルながらもぬくもりが感じられます。
席は店内のほかにテラス席も。
右側のエリアがギャラリースペースに。お店のオーナーであるやちむんの里 北窯の松田共司(まつだ きょうし)さんのオリジナル作品を展示しています。
共司親方は、1974年から作陶をはじめ、読谷山焼「北案」開設にも携わった方。
作品は多くの受賞歴があり、ニューヨークで個展を開くなど、海外でも評価の高い作家さんです。
沖縄の焼き物「やちむん」は、ガイドブックなどでよく「ぽってりとした素朴な風合い」と表現されます。
しかしうつわの表情は作家さんごとの個性によって全く異なるもの。
共司さんのうつわには、素朴な力強さがありながらも、どこか繊細で洗練された風情があると感じました。
ランチもドリンクもスイーツも充実のメニュー
さて、取材にお邪魔したのはちょうどランチタイム。11:00-14:00はランチタイムで、メニューもいろいろあります。
ビーフカレー
タコライス
ボロネーゼ
バジルチキンのレモンパスタ
チキンと焼き野菜のタルティーヌ
これは迷いますね……!店長さんにお聞きしたところ……
「初めての方に食べてほしいのはまず『カレー』」とのこと。
それならとカレーをオーダーすることに。
ランチタイム以降はスイーツが楽しめるカフェタイムに。
スイーツもとっても気になったのですが、まずはカレーレポに全力を注ぎます……!
松田共司工房のうつわでいただく絶品カレー
陶房が営むお店で楽しみなのが、うつわ。「CLAY Coffee&Gallery(クレイコーヒー&ギャラリー)」さんでも、共司親方のオリジナル作品で食事を提供してくれます。素敵。
シンプルなカレーに、大きなビーフ。そして、オリーブオイルで素揚げしたパプリカとナスをトッピングしています。赤い粉はパプリカパウダーです。辛くないのでご安心ください。
カレーはスパイスの配合からこだわった、沖縄では珍しい欧風ビーフカレーです。
サラッとしたルーはまるで飲み物みたい。それだけでも食べられちゃいます。
そして、見てください、このゴロゴロの牛肉を。
柔らかく煮込まれたビーフには、しっかりと味がしみこんでいます。ライスと一緒に食べると至高の味わいです。配合されたスパイスのせいか、食べ終わるころには体もホカホカに。幸せ。
がぜん、他のメニューが楽しみになってきました。タコライスやボロネーゼも辛みはなくまろやかな味付けでお子様にも好評とのことです。
自家焙煎珈琲も楽しんで
セットドリンクは、コーヒー、カフェラテ、ティーにジュース。
「せっかくなので、ハンドドリップしてほしい」と思い、100円プラスして変更しました。
コーヒーはお店のオリジナルブレンドのほか、シングルオリジン(単一豆)も選択可能。豆の種類が分からなくても「甘めがいい」「酸味がないのが良い」など、好きな味わいを伝えればセレクトしてもらえますよ。コーヒー豆は販売もしているので、気に入ったら購入も可能です。
私は「コロンビア」をいただきました。ほろ苦く酸味が少ない味わいが、カレーのあとの舌に合います……もちろん共司さんのカップ&ソーサーです、口あたりが優しくて、美味しいコーヒーがより美味しく味わえます。
ちなみに土曜日だけは、特別に朝の9時からモーニングの提供があります。やちむんの里でじっくりうつわを見たい時に、朝からお出かけするにも良さそうですね。
読谷村にお出かけの際は、ぜひ立ち寄ってみてください。
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