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まえうみ さきこ

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心理学をお部屋に”しかけ“よう!色の心理効果を使って「なりたい自分」になる!【住まいコンサルタントまえうみさきこの お部屋の上手な使いかた】

OKITIVE 読者のみなさん、 こんにちは!
~幸せのカギはお部屋しだい!~
住まいコンサルタントのまえうみさきこです。
毎回「お部屋の上手な使いかた」をお伝えしてます♪

今回は
「心理学をお部屋に”しかけ“よう!色の心理効果を使って「なりたい自分」になる!」です。

いきなりですが、問題です。
赤い部屋と青い部屋があります。さて、いると暑く感じる部屋はどっちでしょうか?

正解は、赤い部屋のほうが、暑く感じます。青い部屋は逆に冷たく感じます。

こんな風に、「色が人に与える効果」には、さまざまな種類があります。

わかりやすく、大きく3つあります。
①心に影響を与えて感情に変化を与えるもの
②感覚や判断に影響を与えるもの
③心だけでなく体そのものに影響を与えるもの

なので、色の心理効果を意識的にインテリアに取り入れると、お金をかけなくてもなりたい気持ちや、日々のストレスが軽減できるんですよ♪

同じ部屋でも、上の図のように色を変えるだけでこんなに雰囲気も違います。知ってると、すごおトクな色の効果。3つご紹介します^^/

その1:眠りに誘う色

なかなか眠れず困ってるという人はいませんか?

そんなとき、寝るためのグッズの他に、色にも注目してみましょう。色でも睡眠を誘導してくれる色があります。

それは、「青」

青には体を落ち着かせる、脈拍をゆるくして自然に落ち着かせる鎮静効果があると言われています。

①寝具の色
インテリアに取り入れる場合は、布団カバーやパジャマなどの寝具に使うのがおススメです。
そろそろ暑い季節にもなってきましたよね。青と白を組み合わせて爽やかなイメージにしてみましょう。青でも薄く明るい色がおススメ。
 逆に濃い青や鮮やかな青を使うと、逆効果になることもあります。また、青は体感温度を下げる色なので、冷え性の人はちょっと注意してください。
色の効果は個人差が大きいので、自分の反応に合わせて調整しましょう。

②寝室の照明の色
寝室の照明も重要なポイント。寝室はオレンジの光(電球色)の間接照明(電球が直接見えない照らし方)がおススメです。
 オレンジの光は睡眠ホルモンといわれるメラトニンの分泌を促進します。青の鎮静効果と打ち消し合わないためにも、青色の鮮やかさは強くしないようにしましょう。
 また、真っ暗な状態にすると心理的な不安が呼び起こされることもあり、月明かりぐらいの明るさでうっすらと部屋が見えるぐらいの明るさが良いようです(0.3ルクス程度(光の量の単位))

その2:学習効果を上げる部屋の色

①学習効果のある色とは?
 親御さんに悩みの多い、お子さんの勉強や集中力。
子どもの学習効果を上げたい場合は、子供部屋を「寒色系」でまとめることをおススメします。「寒色系」とは、青系や無彩色(黒やグレー)などのひんやり涼しげな印象を与える色のことです。
青はリラックス効果に加え、集中力もつく色です。使用する青は、鮮やかさを避けた明るい色がおススメです。

②部屋のコーディネートパターン
 青との組み合わせで、部屋のコーディネートとしては、白をベースカラーにすると明るい部屋にまとめられます。
モノトーンはかっこいいですが、脳や意識を刺激するという点では、刺激が少ないため、カラーのあるものを、子ども部屋には取り入れましょう。
また、明るい色を複数入れるほうが脳の発達に役立ちます。白だけの部屋、単色の部屋では効果が期待できないとのこと。

 効果あると言っても、「青い部屋」はどんな子にも良いというわけではありません。
個々の部屋に合わせた長所を伸ばす部屋づくりを心がけましょう。
好きな色というのは、個々の長所を伸ばします。お子さんが好きな色を取り入れながら部屋の色のバランスを考えていきましょう。

 色から感じる心理的なイメージも効果的に使えます。
例えば、「創造性を伸ばしたい」なら、「青・水色・黄緑色」を多めに。
「集中力が切れやすい」子は「青系の色」。「知的好奇心を伸ばす」なら「黄色」などがあります。

その3:アンチエイジング(若返り)の効果がある色

奥様!聞いて!聞いて!アンチエイジング(若返り)を期待できる色もあるんですって!ルンルン♪
この効果が期待できるのは「ピンク」です。
※ただし、見てるだけでどんどん若返るような魔法の効果ではなく、間接的にです。

その例として、実際に海外の実験では、ピンクの服を着て、ピンクのカーテンがある部屋で暮らしていると容姿が若返り、人柄まで明るくなったという結果があるそうです。
 このメカニズムは女性ホルモンのエストロゲンが関わっていると考えられています。エストロゲンは、女性の生殖機能の発達に重要な役割を果たすホルモンで、他に骨の形成を促したり、女性らしい丸みある体を作ったりします。

 また、脳や自律神経にも働きかける、女性の心身に大きく影響する大切なホルモンのひとつ。しかし、このエストロゲンは加齢とともに次第に減少していきます。
さらに、日々のストレスはエストロゲンを減少させてしまう危険があるそう。
そこで、ピンクの幸福感の効果でストレスを減らす作用があると言われています。

さすがにピンクすぎますね笑

いかがでしたでしょうか?
色の大きな心理効果、知っていただけましたか?

色を変えるときに、壁紙を貼り替えたりするのって一番効果あるのですが、リフォームとなり、お金がかかりますよね。

カーテンやソファーやクッションカバー、寝具の色、絵画や飾っている小物などに取り入れても効果あるし、お手軽です。ぜひ、あなたも上手くお部屋に取り入れてみてくださいね♪

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