手間暇かけて食材の旨さを引き出す「ゆんたくDining ひとつぼし」（那覇市）

「沖縄では味わえないような、食材や調味料を使った料理を提供していきたい」というコンセプトの海鮮料理店です。主に北海道と鹿児島から仕入れた、沖縄の地魚とは一味違う食材が自慢のお店です。お刺身に使うお魚や、煮付けの味付けなど、沖縄ではあまり食べられないような形で仕上げています。手間暇かけて調理をすることはもちろん、神経締めを施すなど仕入れの段階から業者の方も、みんなでおいしいものを提供したいという思いもこだわりポイントの一つ！　お昼は種類豊富なこだわりのランチメニュー。夜はお得なコースメニューをご用意。大人数の宴会や、会議、お食事会などのご利用も可能です。口コミでご紹介が広がり満席も多いため、ご予約をおすすめします。

■ ひとつぼし御膳（2,750円・税込）

※刺身盛り、前菜、サラダ、焼き物、天ぷら、茶碗蒸し、白飯、汁物付

お店の名前を冠した、贅沢なランチメニュー「ひとつぼし御膳」。食感、味などお魚のレベルが違うとの口コミをいただくほど刺身にこだわり、沖縄ではなかなか味わえない食材を提供しています。一例だとカンパチ、本マグロ、北海道から仕入れたソイ、サメガレイなど白身魚、甘エビ、ツブ貝、などをご用意しています。

「旬で新鮮な魚がうちの魚」と、鮮度命の魚は、見た目や触っただけで鮮度が分かるほど日々食材と向き合っています。前菜は日によって4種類ほど提供していて、今回はモズク酢、福岡産の辛子明太子、タケノコの土佐煮、サツマイモ（紅あずま）の甘露煮など、多くのジャンルをご用意しています。

焼き物はサバの西京焼きなどをご用意。西京みそは、料理長秘伝のレシピで漬け込んだ旨味たっぷりの一品です。天ぷらは粉から数種類をブレンドしたオリジナルの天ぷら粉を使用。冷えてもおいしく味わえるよう揚げ方にこだわり、揚げたてはサクサクふっくらの食感です。添えられたオリジナルの香味塩をつけて食べると、口中に良い香りが広がり、食材との相性抜群です。

茶碗蒸しも手作りでご用意。注文を受けてから出来立てをご提供するため、特に食感が最高の口当たりです。汁物はエビや魚、カニホタテ、シジミなど日によってダシから作る、手間暇かかったほっと温まる一杯。食材が生きる料理を意識しているとのことで、細部までこだわり抜かれた御膳です。

■ 本日のアラ煮御膳（1,650円・税込）

※アラ煮、茶碗蒸し、前菜、サラダ、白飯、汁物付

その日に獲れた新鮮なお魚で仕上げたアラ煮の御膳。沖縄で多く食べられる塩ベースのマース煮ではなく、甘辛いしょうゆベースのアラ煮となっています。ミーバイ、マダイ、カンパチ、アカマチ、グルクンなどサイズの大きな沖縄の魚を使用していて、食べ応え抜群です。

提供の1日前には下処理や臭み取り、下味の仕込みをして寝かせ、手間のかかる作業を丁寧に行なうことで魚の旨みを引き出しています。魚のクセや臭みがなくキュッとしまった旨みたっぷりの身に、数種類のしょうゆをブレンドさせたオリジナルベースの煮汁が染みていて、甘さや油の旨みを感じながら、あっさりくどくないおいしさが箸を進めます。