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沖縄で160年以上愛されてきた味噌を楽しむ朝ごはん「味噌めしや まるたま」（那覇市）
日本の朝ごはんといえば、ごはんに味噌汁！
朝からホッとひと息、味噌汁を食べにでかけませんか？
沖縄県庁から徒歩2分ほどのところにある「味噌めしや まるたま」では、「玉那覇味噌醤油」の味噌を使ったさまざまな料理が楽しめます。
朝7時30分からオープンしているので、お仕事前やご旅行の前に、味噌汁でパワーチャージしちゃいましょう！
目次
昔ながらの無添加・天然醸造の「玉那覇味噌醤油」
「味噌めしや まるたま」で使われているのは、琉球王国最後の国王、尚泰王の時代から160年以上にわたり受け継がれてきた「玉那覇味噌醤油」の味噌。店主の中西さんの母方の実家が製造元なのだそう。
玉那覇味噌醤油は、国産大豆を使って半年以上熟成させた「王朝みそ」をはじめ「首里みそ」など5種類の味噌があり、どれも無添加・天然醸造の昔ながらの製法で作られています。
中西さんご自身が玉那覇味噌醤油のファンで、玉那覇味噌醤油をもっとたくさんの人に知ってもらいたいという想いから「味噌めしや まるたま」をオープンしました。
木目調で落ち着いた雰囲気の「味噌めしや まるたま」の店内
入り口を抜けると、ドーンと迎えてくれるのは歴史を感じる味噌樽。実際に使われていた樽を利用してデザインされています。
味噌について学べるコーナーもあり、知って得する豆知識が得られますよ！
木目調の店内には、カウンター席とテーブル席があり、カフェのような雰囲気で、落ち着いて過ごせます。
デニムを使用した椅子やスタッフの方が描いた個性的なイラストが、お店の雰囲気のアクセントになっています。
朝・昼・夜で多彩な"味噌めし"を楽しめる「味噌めしや まるたま」のメニュー
朝、昼、夜と、時間帯によって異なるメニューがあり、味噌の違った味わいを楽しめます。
すべてのメニューに「玉那覇醤油味噌」の味噌が使われていて、用途に合わせて使用する味噌の種類や量を使いわけているそうです。
こだわるのは味噌だけではありません。
お肉は、沖縄県産ブランド豚の紅豚を使用。卵は、みやぎ農園の平飼い卵。野菜は、全国から取り寄せた有機野菜や沖縄県産野菜を中心に使用しています。
ごはんは、鹿児島県の名水百選に選ばれた湧水で育てられた自然栽培玄米の「かごしま湧水米」を使用。注文の際には玄米か白米かを選べて、無料で大盛りにできるので、朝からモリモリ食べたい方でも満足できるはず。
どのメニューもこだわりづくしの食材を使用し、店内でていねいに調理されています。
なんと料理だけでなく、スイーツにまで味噌が！新感覚味噌スイーツ、ぜひお試しあれ。
味噌汁が主役の「まるたま御膳」
◾️まるたま御膳 1450円（税込）
（具だくさんの味噌汁、ごはん、肉みそ、納豆、小鉢、漬物、サラダ付）
しっかり食べたい方にオススメの「まるたま御膳」。朝ごはんに訪れる方のほどんどが注文する、人気のメニューだそうです。
脇役のイメージがある味噌汁ですが、沖縄県では具がたっぷり入った味噌汁は主役になるんですよ。
味噌汁の具材には、紅豚、小松菜、しめじ、島豆腐、卵が1つ入っています。
半年以上熟成した「王朝みそ」を使用した味噌汁は、甘味があり滋味深く、ココロもカラダもほっとします。具材にも味噌の味がよく絡み、食べ応え十分。
卵をつぶすタイミングはお好みで。つぶすことにより、さらにマイルドに旨みが増して”味変”を楽しめます。
納豆には醤油…ではなく肉みそを。そんな食べ方をしたことない！と驚きましたが、首里みそと合わせ味噌を使用した肉みそは、味噌の甘味とひき肉の旨みが納豆の香ばしさとまざりあって、好相性。
納豆の新しい食べ方に出会えました。
肉みそは、玄米との相性もバッチリ◎。
フレンチドレッシングをベースに、味噌を加えたドレッシングも、ほんのりと味噌の風味があり、コクがあるけどさっぱりしていて食べやすかったです。
味噌の新しい魅力に出会える「味噌めしや まるたま」
古くから沖縄の人々に愛されてきた玉那覇味噌を楽しめる「味噌めしや まるたま」。少し早起きして、体にしみわたる味噌汁を味わいに来てはいかがでしょうか。
味噌を使ったメニューも豊富なので、訪れるたびに新しい味噌の魅力に出会えるかも。
店内には手軽に味噌汁がつくれる味噌玉や王朝みそなどが販売されているので、自分用に購入して帰るのはもちろん、プレゼントや手土産にピッタリ。
ぜひ一度訪れてみてくださいね。
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