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一流和食店で修行した店主が作る絶品ぜんざい「沖縄ぜんざいの店 Kugani」(那覇)
梅雨明けと共に一気に気温が上昇し、紫外線が厳しくなりましたね。
昼間の最高気温は33度を越え、一瞬でも外に出ると、暑さに負けて溶けてしまいそうに…。
夏バテしない体づくりをするためにもしっかりと食事をとった方が良いことは分かっているのですが、体が求めるのは、ひんやり冷たいかき氷。沖縄では、甘く炊いた金時豆にかき氷をのせたもののことを“かき氷”ではなく“ぜんざい”と呼び、県民のソウルフードならぬソウルスイーツとなっていますね。
今回ご紹介するのは、小禄と赤嶺の中間地点に位置する「沖縄ぜんざいの店 Kugani(くがに)」です。
沖縄ぜんざいの店 Kuganiの店主は、アメリカ ロサンゼルスの一ツ星和食店で8年間修行した真栄城直之(まえしろ なおゆき)さん。生まれ育った沖縄に帰国後「和食店での経験を活かして何かできないか」と、2021年7月にお店をオープンさせました。
当時はコロナ禍だったこともありテイクアウトがメインでしたが「店内でも食べていただきたい」と、2023年7月にリニューアルオープン。テイクアウトにもイートインにも対応する店舗へと生まれ変わりました。
バニラアイスにエスプレッソをかけた、アフォガート感覚でいただける「珈琲くりーむ」や、観光客に人気の「紅芋くりーむ」、京都産の抹茶を使用した「抹茶くりーむ」、「キャラメルくりーむ」など、7種類のぜんざいが揃い、ミルクや黒蜜をトッピングして楽しむこともできます。
真栄城さんイチオシは「黒蜜きなこくりーむ」。
3日間かけて仕込んだ金時豆は程よい歯応えがあってふっくら。器の底に盛り付け、その上に氷を削っていきます。
ふわっ、シャリっとした食感が楽しめる氷は空気を含んでいて軽く、口の中でホロッと崩れます。底には弾力のある白玉だんごが隠れていて、トップには豆乳クリームがたっぷりと。
まろやかでコクが感じられるのに後味が重くない豆乳クリームは、乳製品とは異なる味わいが魅力的。まるで和菓子のような味わいで、金時豆ときな粉、豆×豆コンビと喧嘩をすることなく、見事に調和しています。
練乳トッピングした、紅芋ミルクもおすすめ。
自家製いちごソーズを使用した「いちごクリーム」(ぜんざいは入っていません)は、小さなお子様から大人まで、幅広い層に好まれる一皿です。
ここ数年で出店が相次いでいるかき氷専門店は、一皿1500円ほどする高級志向なものが多いのですが、沖縄ぜんざいの店 Kuganiのぜんざいは550円からと、かなりリーズナブル。
通常サイズとミニサイズもあるので、数人でいろんなフレーバーをシェアしてみるのも良いかもしれません。
この夏は、沖縄ぜんざいの店 Kuganiのぜんざいで猛暑を乗り越えてみませんか?
Information
- 沖縄ぜんざいの店 Kugani
- 住所
- 〒901-0153 沖縄県那覇市宇栄原1-5-1
- 電話番号
- 080-9853-4364
- 定休日
- 月曜日
- 駐車場
- あり(2台)
- クレジットカードの利用
- 不可
- 電子マネーの利用
- 可
- HP・SNSのリンク
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