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嘉手納町、豊見城市、名護市、金武町の4自治体も出展、それぞれの特徴をPR【OKINAWAまつり2024】
2024年5月18〜19日の2日間にわたって、東京都の代々木公園で開催された「OKINAWAまつり2024」。
当日、会場では県内から4市町が自治体として参加・出展してブースを構えた。
会場の代々木公園はイベント場としての広さもある上、とおり道として利用する人も多く、不特定多数の人たちに地域の特徴や見どころをPRする絶好の機会といえる。
どんなアピールをしているのか、それぞれのブースをのぞいてみた。
目次
嘉手納町:「ちんすこうつかみ取り」が大好評で行列が!
「ちんすこうつかみ取り」で道行く人たちの目と足を止め、行列ができていた嘉手納町。
担当者は「嘉手納基地の存在が先行してしまって、嘉手納町はまだまだ周知が足りないというのが、いまの認識です」と話す。
ちなみに、つかみ取りのちんすこうは、町の優良特産品にもなっている南国製菓のものだ。
嘉手納町は町面積の8割が米軍基地という“基地の街”だが、「おいしい食べものも、遊ぶ場所もちゃんとありますよ!」とアピールした。
豊見城市:“沖縄力”のある商品とともにエネルギーある豊見城市をPR
豊見城市のブースにはスッパイマンやオリオンビール、忠孝酒造の泡盛などがならび、豪華なラインナップだ。加えて、ウージ(サトウキビ)を使用した染めもののコースターなど、伝統的な要素も忘れていない。
ブースにはゆるキャラ・アゴマゴちゃんも登場し、記念撮影に応じていた。
来場者に聞くと瀬長島の「ウミカジテラス」の知名度が高い一方で、そこが豊見城市ということは知らないという反応もあったそう。
担当者は「沖縄の力あるブランド商品で、豊見城市にはエネルギーあるぞ!とPRして、観光客の動員につなげたいですね」と力を込めた。
名護市:宿泊地としての知名度に加えて、ふるさと納税推し!
「泊まるなら名護」というフレーズの横幕を掲げて来場者にアピールしていた名護市ブースには、「さくらの女王」も表に立って名護市の魅力を発信。
リゾートホテルの多い北部地域ということもあり、来場者からは「行ったことある」「これから行きます」という反応が多く、名護市を知っている人たちが立ち寄っていた模様。
担当者は「宿泊先としてはもちろんですが、オリオンビールの75(ナゴ)ビールや、アグー豚などの返礼品が魅力的なふるさと納税も注目してほしいですね」と強調した。
金武町:タコライスだけじゃない“いまの金武”
関東在住の沖縄出身者が遊びに来たついでに客の呼び込みを手伝っていた金武町の出店ブースは、一際賑やかな雰囲気。OKINAWAまつりへの出展ははじめてということで、楽しみながら金武町をPRしている。
「ここ最近はホテルやビーチができて、K-POPアーティストの撮影もあり、やっと観光に力を入れられるようになってきました」と担当者。
金武町といえばタコライス発祥の地として有名だが、今回は“新たな風”として現在人気上昇中の「ゴールデンウイングスチキン」が出店。
「タコライスはもちろんですが、どんどん進化している現在の金武町も発信していきます!」
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