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”琉球ゴールデンキングスしか勝たん!”ブースターが手掛けたフィギアが展示会にひっぱりだこ!
ズラリと並べられたフィギュアは、Bリーグ琉球ゴールデンキングスを愛してやまないブースターが手作りしたもの。
そのクオリティの高さから展示会のオファーが引っ切り無しに舞い込んでいるそうで、どんな方が制作しているのか取材した。
今回で9回目の展示会
稲嶺羊輔アナウンサー:
沖縄銀行本店で始まった展示会。選手達の似顔絵そしてフィギュア、一つひとつ手作りされていて、キングス愛に溢れています!
キングス生え抜き13年目を迎える岸本隆一選手。
仲間と抱き合い勝利の雄たけびを上げるジャック・クーリー選手。
選手たちの特徴を捉えた作品を生み出したのは、bjリーグ時代からキングスを応援している小橋川道代さん。
グッズづくりのキッカケは
小橋川道代さん:
「2022年のイベントの時に大雨が降っていて、その時にファンの方がすごく沢山いて、キングス愛されているんだなと思って、何か私も形にしたい、キングスの愛の形みたいなものです。」
友人の紹介で2023年に初めて展示会を開き、その様子をSNSに載せたところ、オファーが立て続けに舞い込み、今回でなんと9回目の開催となる。
展示を見に来た人は:
「この前見た時よりも増えていて、夏っぽくて可愛いなと思って新しく見に来ました」や「伊藤達哉選手が新たに入団ということで早速描いているのが凄いなと思いました」来場者からもキングス愛を感じる意見です。
手先の器用さは母親譲り
細部まで表現された作品はどのように生みだされているのか、制作現場を覗いてみると…
フィギュアの削り出しをしているのかと思いきや…歯!?
小橋川道代さん:
「模型作りといって、彼(弟)がメインで作るんですけど、私はその前段階で作りやすいようにやっている」
道代さんは、入れ歯や歯の詰め物の作成や加工、修理など、繊細な作業を行う歯科技工士なんです。
弟・悟さん
「自分の仕事はちゃんとやって、それを終わった後で一生懸命、家に帰ってまた主婦業もあるし、友達との付き合いもいっぱいあるし、よく頑張っていますよ」
手先が器用なのは、人形作りの師匠でもある母親譲りのようです。
道代さんに人形作りを教えた母・チヨさん:
「手先が器用。こんなにまではやると思わなかったんです。上手くなっています。」
道代さんはこの日、新加入の伊藤達哉選手を制作中だった。
小橋川道代さん:
「筋肉の付き具合とか、胸の張り具合とか、伊藤選手はちゃんと見たことないけどたぶんこんな感じかな写真とかで見て制作してます。早くプレーが見てみたいです。」
2023‐2024年シーズンはファイナルの舞台で広島に敗れリーグ連覇を逃したキングス。
選手とともに、王座返り咲きを目指す道代さんも10月から始まる新たなシーズンを心待ちにしています。
小橋川道代さん:
「ただ応援するのみです。ボードとかもっと新しく作って振りながら応援したいです。夢なんですけど、アリーナで展示出来たらいいなと思っています」
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