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創業47年以来初!?タコス専門の超人気店がついに2号店をオープン!「MEXICO(メキシコ)北谷店」(北谷町)
沖縄のご当地グルメといえば、タコス&タコライスをイメージする方も多いであろう。
今回はそんな沖縄でタコスを販売し続けて47年目にして、ついに北谷町のアラハビーチ付近(通称アラハエリア)に2号店を新規開店した「MEXICO(メキシコ)北谷店」をご紹介する。
タコス専門店「MEXICO(メキシコ)」といえば、宜野湾市伊佐の1号店が地元民にも観光客にも超人気の店として有名だ。閉店時間前に売り切れてしまうこともしばしば…。閉店前の時間に間に合っても、タコスにありつけないこともある。
その影響もあるせいか、開店時間直後に行列ができることも。
そんな「MEXICO(メキシコ)」の2号店が北谷にNEWオープンしたと知って、早速お店にお邪魔してきた。
目次
アラハエリアの「MEXICO(メキシコ)北谷店」
アラハエリアの「MEXICO(メキシコ)北谷店」は58号線を海側に一本入った道路に面している。
ハンビータウンを背中にみてアラハビーチをとおりすごした先の左手に、ペールトーンのオレンジ色の店舗が。車から見ても目立つ建物だ。
※駐車場はお店の正面とお店の裏に用意されている。
店舗の入り口では、可愛くデコレーションされたサボテンが出迎えてくれる。
丸くて小さくオシャレな店舗サインには「TACOS MEXICO SINCE 1977」と住所と電話番号が書いてある。
47年続くタコス屋さんが、ついに2号店を新規開店したことをひしひしと感じる。
「MEXICO(メキシコ)北谷店」の店内とメニュー
「MEXICO(メキシコ)北谷店」は、全体的に宜野湾店よりもメキシコ(国)感を感じる見た目だ。
外観と同じペールトーンのオレンジ色にテーブル席が多数あり、宜野湾店よりも席数が多い。
8人前後が腰掛けられそうな大きなテーブルも用意されているので、大人数で来店しても一つのテーブルを囲めそうな感じだ。
4人掛けのテーブル席と2人掛けのテーブル席もある。
店内の壁にはタコス専門店「MEXICO(メキシコ)」の歴史を感じる写真がいくつか飾ってある。
タコス専門店と描かれクラシックな雰囲気の看板写真が47年という歴史を感じる。
テーブルでたくさんビール瓶を囲いながらオジィたちが三線を弾きながら「ゆんたく※」している。これは宜野湾店舗の昔の風景だろう。
※ゆんたく:沖縄の方言で「おしゃべり」「ワイワイする」「ゆったりしましょう」という意味。沖縄では、みんなで集まってわいわいおしゃべりすることを「ゆんたく」という。
ほかにも歴史を感じる写真などがいくつかディスプレイされていて、昔の雰囲気を楽しめることも「MEXICO(メキシコ)北谷店」の魅力かもしれない。
メニューは、宜野湾店とほぼ同じ種類。
タコス、タコライス、あとはドリンクのみ。英語版メニューも用意されており、先に注文と会計を済ませ席を選び、あとから注文した商品が運ばれてくるシステムとなる。
テイクアウトにも対応しているので、満席の場合は持ち帰ってビーチや自宅でも楽しめる。
私の記憶だと、宜野湾店はタコライスが「まかないタコライス」という名称で、数量限定だったと思うが「MEXICO(メキシコ)北谷店」はレギュラーメニューのようだ。
ビールはオリオンビールとコロナビールというのも宜野湾店と同じで、メキシコ(MEXICO
)らしい。
新規開店といっても、47年の歴史がブレないこともポイントかもしれない。
今回はタコス4P、タコライスとドリンクを注文した。
超人気「MEXICO(メキシコ)」のタコスを堪能
タコス 4P 750円(税込)ソフトドリンクはセットだと50円引き
まずは定番のタコスをご紹介しよう。
タコス専門店というだけあって「MEXICO(メキシコ)」のタコスはすべてがオリジナルで、タコス皮(トルティーヤ)が特徴的だ。
ソフトでもハードでもない。沖縄タコスでは定番の、油で揚げてあるトルティーヤ。
きっと、沖縄県内では唯一無二ともいえるこの皮が大好き、という「MEXICO(メキシコ)」ファンの方も多いのでは。
揚げたてなのにしっとりとしていて、モチモチの食感。
手触りはソフトタイプ、食感は揚げてある生地の歯触りを感じつつ、油の旨み、生地の甘みとともにタコスの具材を口に頬張ることができる。
合い挽き肉で仕込まれたオリジナルのタコミート、チェダーチーズ、千切りのように細く刻まれたレタス、そして一番上にはスライストマトがのっているシンプルな沖縄タコスだ。
「MEXICO(メキシコ)」は、ホットサルサソースもオリジナル。
トマト感が強く自然の甘みもあり、あっさりフレッシュなホットサルサソースだが、しっかりと辛さを感じるソースだ。このソースは50円で増量できるので、大量にソースをかけたい方はオプションもオススメ。
たっぷりとホットサルサソースをかけると、超人気のタコス専門店創業47年の老舗タコスが堪能できる。
もちろん、辛さが苦手な方はホットサルサソースなしでもおいしくいただける。
「MEXICO(メキシコ)北谷店」にはテーブルごとに塩が置いてあり、辛さが苦手な方は少し塩をふりかけて食べるのもオススメ。
タコミートの肉肉しい感じとトルティーヤの旨み甘み、具材の調和をシンプルに楽しめる。ホットサルサソースなしのタコスも十分においしくオススメできる食べ方だ。
「MEXICO(メキシコ)」まかないめし「タコライス」
宜野湾店では「まかないめし」と注釈があったので、まかないめしからレギュラーメニューになった「タコライス」なのか?
もちろん具材はタコスとすべて一緒だが、トマトが一口大にカットされている。
「MEXICO(メキシコ)」のタコミートは肉の味が濃くライスともしっかり合う。そしてライスからこぼれ落ちてくる大量のタコミートが硬めに炊き上げられたごはんとの相性がとてもよい。
タコライスにもたっぷりとホットサルサソースをかけて味変をする。
個人的に辛味は得意な方なので、ホットサルサソースをライスと具材と一緒に食べる感じが王道タコライスだ。
タコミートの味、レタスとトマトのフレッシュ感を、辛味のあるホットサルサソースが増してくれる。そして、ご飯の硬さが個人的には100点だったワンスプーン。
諸説あるがタコライスのはじまりは「まかないめし」だったという話を聞いたことがある。
47年の歴史で「まかないめし」から「王道めし(レギュラー商品)」に変革したのかもしれないと密かに思った。
2号店も安定の「MEXICO(メキシコ)」だった
結果的に「MEXICO(メキシコ)北谷店」で、タコス、タコライスを堪能してきたが、宜野湾店と遜色ない、47年の歴史をしっかり感じる2号店だった。
店内に吊るされているステンドグラス風のランプ、サボテンがお店のカラーとマッチしていて、居心地の良いお店が北谷超に新規開店した。
Information
- MEXICO(メキシコ)北谷店
- 住所
- 〒904-0116
沖縄県中頭郡北谷町北谷1丁目12-10 - 電話番号
- 098-979-7778
- 営業時間
- 月、木~日、祝日、祝前日:11時~20時
- 定休日
- 火、水
- 駐車場
- あり
- クレジットカードの利用
- 不可
- 電子マネーの利用
- PayPayのみ
- SNSのURL
- Instagram(宜野湾店)
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