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OTV報道部

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125年前ハワイに到着した移民 ”人は奴隷そのもの…牛や馬のほうが大切に扱われた” 海を越えた先駆者たち

125年前ハワイに到着した移民”牛や馬のほうが大切に扱われ人は奴隷そのもの...”海を越えた先駆者たち

差別や迫害、厳しい労働環境を耐え抜いた1世たちと、ハワイで生まれ活躍する次世代への期待を込めた映画は、親泊義良が40年史で伝えようとしたものと重なる。

「ある二世の轍」(比嘉太郎の自伝)より
「同胞が歩まれたいばらの道、言語、風土の違う異国に新天地を開拓されたその辛苦は、実際を知ることは程遠い難事である」

沖縄県立図書館の原さんは、親泊義良や比嘉太郎らが次の世代に託したメッセージを多くの人に知ってもらいたいと話す。

沖縄県立図書館 原裕昭さん
「名もない方々がどういう風に苦労しながら、どういう風に頑張ってきたのかということは、私たちの人生観に影響を与えるほど勇気づけられる。歴史を知ることで沖縄のウチナーンチュネットワークを継承していくということにとっても重要な資料ではないかと思います」

125年前、新天地を求めて海を渡った移民たちの足跡は、未来へと繋がっていく。

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