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長嶺 真輝

長嶺 真輝

キングス初優勝の天皇杯で「悔しい思い」をした荒川颯…岸本隆一の言葉を“指針”に『自分で勝ち取れる』選手に

50試合“フル出場”の3人のうちの一人

琉球ゴールデンキングス
強度の高いディフェンスも武器とする荒川

キングスのメンバーのうち、これまで戦った全50試合にフル出場している3人のうちの一人である荒川(その他の二人は脇真大とジャック・クーリー)。平均スタッツの出場時間14分36秒、4.4得点、1.8アシストは、B1のキャリアで過去最高の数字だ。

特に最近は持ち味の一つである得点面での貢献が目立つ。今シーズン、二桁得点を記録した試合は6回あるが、その内の3回が直近の9連勝中。1試合で3ポイントシュートを3本成功(キャリアハイタイ)させた試合もこの間に3回あった。

セカンドユニットで一緒にプレーすることが多い伊藤達哉の存在に触れながら「達哉さんがボールを運んできてくれて、自分は得意なプレーができる環境になってきています。試合を積み重ねながら、一人ひとりがどういう役割を果たせばチームが強くなるかが明確になってきていると思います」と語り、本職のシューティングガードとして力を発揮しやすくなっているようだ。

さらに、直近の滋賀戦では8本のアシストを決めてキャリアハイを更新した。「ハンドラーとして自分がクリエイトする機会は多く頂いているので、自分で得点を取るのか、アシストするのかを考えながらゴールに近付けたらいいなと思っています。結果としてこのような数字が出て良かったです」と振り返った。

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