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首里城正殿の再建に挑んだ宮大工たち「その時代にタイムスリップしたかのような空間をつくる」伝統技術の継承も進められた

山本信幸総棟梁(福井県出身)
「私の目から見て奥野さんには十分な調整力があると感じていました。困難に対して必死にもがき、さまざまな角度から考えて結論を導き出すタイプなので彼に任せるのが適任だと思ったのです」

奥野晃輔副棟梁(奈良県出身)
「期待に応えられたかどうかは分かりませんがだいぶ鍛えられました。手仕事以外にも裏方の仕事をたくさん経験し支えることの大切さを学びました」

一方で焼失した首里城の再建は防災対策の強化が求められた。スプリンクラーや避難誘導の看板といった設備の設置が必要とされ山本総棟梁は伝統との調和に腐心したという。
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