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首里城正殿の再建に挑んだ宮大工たち「その時代にタイムスリップしたかのような空間をつくる」伝統技術の継承も進められた

山本信幸総棟梁(福井県出身)
「平成の復元と違い、今回の復元は6年前の不幸な火災から始まったものです。防災関連の設備が非常に多く取り入れられています。ある時代の建物を復元する際に私が大切だと考えるのは建物の中に入ったときにまるでその時代にタイムスリップしたかのような空間をつくることです。その雰囲気を壊さないようにすることが一番難しかったです」

ここでの作業を終えた稲葉さんと後藤さんは次の現場でこの経験をいかしていく。
稲葉耕介さん(長野県出身)
「人とのつながり、一緒に団結して一つのことに取り組むということをこの現場で学びました。それを今後も大切にしていきたいです」
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