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沖縄限定素材の「シナモンロール」と「ミラノスタイルピッツァ」人気店の新店は非日常が楽しめるカフェ ”週に一度のコーヒーガーデン”『Once a week coffee』(那覇市)

「週に一度通いたくなる距離感がちょうど良いと思ってOnce a week coffeeと名付けました」と店名の由来について話すのは、店舗責任者の山森薫さんです。

2024年8月、那覇市泊に一号店のOnce a week coffee Standが、2025年4月には二号店のOnce a week coffee Gardenが那覇市天久にオープンしました。

一号店はテイクアウトが主体で、イートインできる時間帯がオープンの8時から11時まで。
「もっとゆっくりコーヒーを味わいながら過ごしたい」「ランチやティータイムにも利用したい」というお客様からのリクエストが多かったことから、二号店の開業に至りました。

看板メニューは、“沖縄シナモン”や“琉球シナモン”と呼ばれる“カラキ”を使った「おきなわシナモンロール」です。

このシナモンロールは東京にある大人気のシナモンロール専門店「hari(はり)」のオーナー麻里子さんが監修。
沖縄県でカラキを生産する宮城美和子さんのカラキと、hariの麻里子さんがスリランカから直輸入するセイロンシナモンをたっぷりと生地に巻き込み、香り高いシナモンロールに仕上げています。

毎朝生地から仕込むおきなわシナモンロールは、プレーンと、季節限定シーズナルの2種類。オーダーが入った後に焼き上げるので、熱々の状態で提供されます。生地はふんわり。バターと砂糖の甘さが染み込んだ生地からカラキとシナモンの芳醇な香りがふわっと広がります。
ひと口で南国気分になれるシーズナルのパッションフルーツは6月ぐらいまで。その後はマンゴーやモリンガ、桜、タンカンなどを使ったシナモンロールを考えているそうなので、お楽しみに。Once a week coffee Gardenでは食材や他店様とのコラボも絶賛募集中だそうです。
プラス料金でジェラートやホイップ、ソースの追加もできるので、お好みでカスタマイズしてみてくださいね。

ランチタイムにいただけるのが、スリランカから仕入れたスパイスを使った「スリランカカレー」と「パニーノセット」、そして山森さんがミラノに住んでいた頃の思い出の味を再現した「ミラノスタイルピッツァ」です。

「沖縄ではナポリピッツァがメジャーですよね。僕も個人的には好きだけど、ミラノ時代に通っていたピッツェリアがあって、そこで提供していたのがミラノスタイルなんです。すごく好きで、よく食べに行っていました。沖縄ではまだどこもミラノスタイルのピッツァを作っていないので、じゃあ僕がやろう!と思いました」

当時通っていたピッツェリアの味を再現したというOnce a week coffee Gardenのミラノスタイルピッツァは、お皿からはみ出るほどの大きさ。
高温で揚げ焼きにした生地はふんわり厚めで、カリッ、ジュワッ。たっぷりのモッツァレラチーズと、やさしい酸味のトマトソースがジュワ〜っと口いっぱいに溢れ出ます。見た目はボリューミーですが、スッと食べられるピッツァなので、おひとり様もぜひトライしてみてくださいね。

58号線から2分ほど車を走らせた高台に立地するOnce a week coffee Garden。広い敷地に佇む店舗は植物に囲まれ“別荘感”に包まれています。

「実は8年前からこの場所があることは知っていました。那覇で誰にも知らないまま佇んでいた屋敷を使わせていただけるチャンスに巡りあえ、今に至ります」と山森さん。
広いテラス席は開放感抜群で、ブランコも設置されています。
朝ごはんもランチもティータイムも、ホッと一息つけるOnce a week coffee Gardenでちょっと特別な時間を過ごしてみませんか?
Information

- Once a week coffee Garden
- 住所
- 〒900-0005
沖縄県那覇市天久1003 - 電話番号
- 098-894-8097
- 営業時間
- 9時〜17時
- 定休日
- 月曜日
- 駐車場
- あり(11台)
- クレジットカード・電子マネーの利用
- 可
- SNSのURL
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