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Bリーグ史上最長となる4季連続のファイナル進出!琉球ゴールデンキングス“盤石”の宇都宮に勝つ鍵は「我慢」と「Xファクター」
「やる事をやり続けた」準決勝、“運”を引き寄せる

ファイナルを展望する前に、Bリーグ史に深く刻まれる程の死闘となったセミファイナルを振り返りたい。
キングスは5月17〜19日、静岡県の浜松アリーナで中地区1位の三遠ネオフェニックスと対戦した。初戦を85ー87で落としたものの、第2戦から100-98、77ー69で連勝。2勝1敗でシリーズを制した。
3日間のうち最大のハイライトとなったのは、黒星先行で迎えた第2戦の第4クオーター(Q)ラストのシーンだ。
残り5.3秒、77ー79で追う展開。追い付けなければ、シーズンが終了する。土俵際まで追い込まれた場面でボールを持ったのはエースのヴィック・ローだ。左サイドから長距離の3ポイントシュートを放ち、逆転を狙った。しかし、ボールは無情にもリングに大きく弾かれ、多くの三遠ファンで埋まった会場が「うわっ」と沸いた。
しかし次の瞬間、空気が一変する。
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