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Bリーグ史上最長となる4季連続のファイナル進出!琉球ゴールデンキングス“盤石”の宇都宮に勝つ鍵は「我慢」と「Xファクター」
小野寺祥太主将「我慢すれば、いい流れが来る」

レギュラーシーズンの直接対決こそ1勝1敗だが、現状のコンディション面も考慮すると、キングス劣勢と見る向きは強いだろう。
エースガードである岸本隆一が離脱し、アルマも復帰できるかが不透明な一方、宇都宮は主力がほぼ健康状態を保っている。強烈なディフェンスと3ポイントシュート攻勢で差を広げられる場面もあるかもしれない。
だからこそ、重要になってくるのが「我慢」だ。
セミファイナル以降、この言葉は選手たちの口からよく聞かれる。三遠との第2戦後、勝利の立役者となった松脇はこう語っていた。
「オーバータイムとかダブルオーバータイムになったら、あとはもう気力勝負だと思います。『忍耐、忍耐』だと隆一さんとも話していたので、しっかり我慢できました」
5月22日午後、横浜へと飛び立つ前に那覇空港でメディアの取材に応じたキャプテンの小野寺も「本当に我慢する時間があると思うので、しっかりチームでコミュニケーションを取りながら優勝を目指してやっていきたいです」と言った。
前述の桶谷HCのコメントにあったように、どれだけ追い詰められてもやるべきことをやり続ける。「我慢をしていれば、自分たちにいい流れが来る」(小野寺)ということを信じて、オフェンスも、ディフェンスも。
両軍ともに疲労が溜まってくる試合終盤は、キングスのリバウンドの強さが際立ってくることも多い。接戦のまま、勝負所の時間帯を迎えることができれば、勝機が見えてくるはずだ。
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