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琉球ゴールデンキングス・桶谷大HCの卓越した「マネジメント能力」 鍵はバランス感覚とサブリーダーの存在にあり
増えるスタッフと選手の接点

Bリーグ全体の発展に伴い、強豪チームを中心にスタッフの人数は増加傾向にある。昨季のキングスで言えば、アシスタントコーチ(AC)だけで森重貴裕氏、穂坂健祐氏、アンソニー・マクヘンリー氏、キース・リチャードソン氏の4人が名を連ね、そこに佐々AHCも加わってリーグ屈指の層の厚さだった。
ビデオコーディネーターやトレーナーらを含めると、約20年に渡る桶谷氏のプロチームコーチ歴の中でも最多の人数だったという。
試合ごとでスカウティングを担うコーチを分けたり、外国籍選手とコミュニケーションを密にするコーチがいたりするなど、役割分担をすることで一つひとつの仕事の精度が上がる効果はあるだろう。それは同時に、HC以外のスタッフと選手の接点が増えることも意味する。
そのため、桶谷氏は組織をまとめる能力の必要性が高まっていると見る。
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