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沖縄にメキシコの風が吹く!国際通りからすぐの“隠れ家”ダイニングで本格メキシコ料理『EL RINCON DE MEXICOLA』7月21日開店
目次:沖縄にメキシコの風が吹く!“隠れ家”ダイニング『EL RINCON DE MEXICOLA』
・主役はタコス!手作りトルティーヤと豊富な具材を堪能
・料理長オススメのタコスとサルサの組み合わせは?
・異国感溢れる“非日常空間”も楽しもう
・メキシコと沖縄のタコスはちょっと違う
・『EL RINCON DE MEXICOLA』店舗情報&メニュー
メキシコと沖縄のタコスはちょっと違う

ここで、少しメキシコのフードカルチャーについても触れておこう。
『EL RINCON DE MEXICOLA』のメインフードに据えられているタコスは、メキシコを代表するストリート・フード。トウモロコシの粉や小麦粉から作られる薄焼きの皮は「トルティーヤ」と呼ばれ、その上に様々な具材を乗せて食べる料理だ。

具材は地域によって多岐にわたり、豚肉をマリネして焼いたものや、牛タンを使ったもの、魚介を使ったものもある。そうした多彩な具材に、アクセントとしてトマトやハーブ、唐辛子などのスパイスが入ったサルサ(=ソース)をトッピングしたり、ライムを絞ったりして好みの味わいにしていくのも楽しみ方の1つ。
沖縄でも独自のタコス文化が発展しており、その延長線上で生まれたソウルフード「タコライス」も有名ドコロ。沖縄のタコスは、ひき肉を甘辛くスパイシーに味付けしたタコミートに、レタス、トマト、チーズを合わせるのが具材のスタンダードだ。
トルティーヤは焼くだけでなく、油で揚げてカリッとした食感を持たせるのがほとんどで、メキシコの焼いて香ばしさを強調するソフトなトルティーヤとは異なる食感。沖縄のタコスは、アメリカ文化の影響を強く受けており、メキシコ本土の多様な具材やシンプルな味付けとは異なる、より大衆的で親しみやすい味わいが特徴と言えるだろう。

こうしたメキシコと沖縄とのタコスの違いも感じながらタコスを頬張れば、食文化への理解度も上がり、幾分か味わいも深くなりそうだ。平和通りに誕生した“陽気な隠れ家”で、タコスにファヒータ、そしてテキーラにメスカルと、メキシカンフードを目一杯楽しもう。
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