エンタメ,おでかけ,スポーツ
切り開け!昇格への道【#1】FW浅川隼人“FC琉球の救世主となれるか”
地域のために 未来のために

これまで4チームでプレーしたが、全てのクラブで二桁得点をマークしてきた。
つまりどんなチームでもどんなスタイルでも、自分の強みをいかんなく発揮してきたのだ。
「自分のやるべきことを淡々とやり続けてきました。結局終わった試合を振り返っても何も戻ってこないし、次の試合に対して100パーセントの準備をオフ明けからずっとし続けるしかない。その積み重ねなのかなと思っています。勝って負けても次の試合だし、点を獲っても獲らなくても、次の試合で自分が点を獲るための準備をやり続けてきました」
2022年には当時JFLの奈良クラブに移籍。この年16得点をあげてJFL得点王、シーズンMVP、ベストイレブンとタイトルを総なめ。奈良クラブのJFL優勝とJ3参入の原動力となった。チームの躍進とともに地域が活気づく、浅川の目にはあの時の光景が今も焼きついている。
「Jリーグがない県に行ってみたいなっていうところがあって。 当時Jリーグクラブからのお話もありましたけど、Jリーグを一度離れて、Jリーグが無い県に行って、自分が昇格させるんだという強い想いでプレーして実際に昇格しました。昇格できるかもとなった時の熱は凄まじいものがありましたし、街が変わっていく様子を肌で感じました。奈良県は39市町村あるんですができる限り多くの市町村に行って色々な活動をしてきました。そこで今度試合見に来てねと言うと見に来てくれてその輪が広がったり、地域との繋がりも感じることができた時間でした」
浅川がサッカー選手として見据えるのはゴールという目に見える結果だけでない。
「クラブの掲げる昇格というミッションを達成するために、ゴールという目に見えた結果で貢献することはもちろんですが、FC琉球がより地域に愛され、沖縄の人が誇れるクラブになるために、全てを懸けて戦います」
あわせて読みたい記事