公開日
琉球ゴールデンキングス

琉球ゴールデンキングス

「出会い」と「試練」が育んだ僕のメンタル #18脇真大【KINGS PLAYERS STORY】

小学生の頃から負けず嫌い。負けた日は、日が暮れるまで庭のゴールで練習していた。

出身は熊本県の大津町美咲野で、後にWリーグでプレーすることになる四つ上の姉・梨奈乃と2人きょうだい。父・将典も実業団のトヨタ自動車に所属した元選手だった。

「出会い」と「試練」が育んだ僕のメンタル #18脇真大【KINGS PLAYERS STORY】
幼少期の脇選手

僕がバスケットボールを始めたのは4歳の時。姉がミニバスのチームに入って、親と一緒に練習を見に行くようになったことがきっかけだ。当時はサッカーと迷っていたけど、リフティングが2、3回しかできなくて、リングにシュートを決めたりする方が楽しかったから、バスケにした。

姉が入っていたチームの拠点が車で1時間近くかかる場所で、家族的にも負担が大きかったから、僕が小学生になると、父が新しいチームを作ってくれた。父からバスケを強制されたことは一度もない。でも、僕がバスケに夢中になると、最大限サポートしてくれた。チームは規定上、全国大会につながるような大会には出られなかったけど、強豪が集まるカップ戦などで経験を積むことができた。

僕は当時から、とにかく負けず嫌いな性格だった。試合で負けた日には、家に帰ってから日が暮れるまで、ひたすら庭のバスケゴールで練習していた。母が夕食の準備をしてくれても「まだ待って」と言って。「なんで負けるんだ」という気持ちで、練習に没頭していた。当時は元NBAスターのコービー・ブライアントが好きだったこともあり、よく真似をしていた。放課後に友達を呼んで一緒に練習することも多かった。

OKITIVE公式インスタグラムはこちら!
OKITIVE公式インスタグラムはこちら!

あわせて読みたい記事

あなたへおすすめ!