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親富祖 いつみ

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子どもがいても散らからない!長期休暇・連休の片づけルールと収納の工夫

整理収納_長期休暇の収納術

残暑がいまだ厳しくも夏休みが終わってしばらく経ち「やっと終わった…!」そうホッとしたママも多いのではないでしょうか。
普段は学校に行っている子どもたちが一日中家にいると、どうしてもお部屋はてんやわんや。
「朝起きたらリビングがおもちゃで埋まっている」
「工作の材料が床いっぱいに散乱している」
「宿題のプリントがどこかに消えた」

そんな“夏休みあるある”を経験した方も少なくないはずです。
元気に遊ぶ姿はうれしいけれど、毎日「片づけて!」「なんでここに置いたの?」と繰り返していると、親も子も疲れてしまいます。けれど、ちょっとした“仕組みづくり”を整えるだけで、長期休暇中の散らかり問題はグッとラクになるんです。
3児の母、整理収納アドバイザーとして「子どもが家にいても散らからない!長期休暇を快適に過ごすお片づけ術」をご紹介します。

「一時置き場」をつくって散らかりを予防

整理収納術_夏休み

子どもは遊びも好奇心も同時進行。だからこそ「ちょっと置いといて」が積み重なり、あっという間にリビングが大混乱。
そこでおすすめなのが「一時置き場」の設定です。
例えば…
・遊び途中のおもちゃを置けるスペース
・作りかけの工作を入れておくトレーやカゴ
「すぐ片づけなくていい場所」があるだけで、子どもは安心。親も「なんで出しっぱなしなの?」と怒らずに済みます。
さらにルールを決めるとより効果的。
・「いっぱいになったら見直す」
・「寝る前に中身をチェック」

季節ごとの活用例:
冬休み:クリスマスの工作や折り紙をまとめる
春休み:学年末の作品や持ち帰り荷物を置く
GW:お出かけ用リュックの仮置きに
これなら「完全に片づける」よりも現実的で、子どもも実行しやすくなります。

連休中に使うアイテムに“定位置”を

整理収納術_夏休み

休暇中は普段とは違う持ち物が増えがちです。
・課題やプリント類はひとつのBOXにまとめる
・工作道具や文房具はトレーにひとまとめ
・お出かけセット(帽子・日焼け止め・虫よけなど)は玄関近くへ

季節ごとの活用例
冬休み:クリスマスの工作や折り紙をまとめる
春休み:学年末の作品や持ち帰り荷物を置く
GW:お出かけ用リュックの仮置きに

「ここにあれば大丈夫」という定位置があるだけで、忘れ物や探し物がぐっと減ります。
休みが終わった後は中身を整理しておけば、次の休暇シーズンの準備もスムーズです。

整理収納術_夏休み 

宿題が終わったらそのままランドセルにしまうルールにします。
「置く場所」「しまう場所」が決まっていれば提出し忘れ防止にもなります!

プールセット、浮き輪や空気入れの水遊び用品もまとめておけば、管理もしやすく忘れ物防止にもなります。

整理収納術_夏休み 

その他、虫よけや帽子、日焼け止めなど「お出かけセット」も子どもが使いやすい位置に定位置を決めましょう。

どの場所が使いやすいのか、取り出しがスムーズにできるか子どもの動線を意識してみてください。
夏が終わったら中身を確認してそのまま収納すれば来年の準備も簡単になりますね。

季節ごとの工夫:

冬休み:書き初めセットや年賀状用品をまとめる
春休み:進級準備の文房具や持ち物を整理
GW:水遊び・アウトドアグッズを専用カゴに

選択肢をしぼって“出しっぱなし”を防ぐ

整理収納術_夏休み 

部屋が散らかる大きな原因は「物の出しすぎ」。おもちゃも文房具も絵本も、全部出しているから片づけが面倒になるんです。
そんな時は「選択肢をしぼる」のがポイント。

・おもちゃはローテーション制に
子どもには“旬のおもちゃ”があります。使わないものはBOXに入れ、時々交換するだけで散らかりにくくなります。

・工作グッズは基本セットだけ
色鉛筆・折り紙・テープ・のり・はさみなどを厳選。よく使わないガムテープや蛍光ペンを外すだけで迷いが減り、効率もアップします。

・絵本も“今読んでいるもの”だけ
手に取りやすい場所に置き、あとは本棚に。これだけで自然とスッキリ。

季節ごとの工夫
冬休み:ボードゲームやパズルを2~3種類に限定
春休み:新学年に合わせて使わない文房具を片づける
GW:旅行や帰省に持っていくおもちゃをセレクト

ママのストレスを減らす片づけ習慣

整理収納術_夏休み 

最後は「親子で疲れない仕組みづくり」です。

・片づけルールを家族で共有
「遊んだら片づける」「おやつのゴミはすぐ捨てる」など簡単なルールを一緒に決めましょう。

・収納は“使う場所の近く”に
遠い収納は子どもにとってハードル。遊ぶ場所のそばに置くと自然に戻せます。

・完璧を目指さない
夏休みはどうしても散らかりやすい時期。「今日はここだけ片づければOK」と決めるだけで気持ちがラクになります。

まとめ

連休や長期休暇は楽しいけれど、子どもが家にいる時間が増えると「片づけ問題」でママのストレスも倍増しがち。
けれど、一時置き場や定位置の工夫、選択肢をしぼる習慣を取り入れるだけで、お部屋は散らかりにくくなります。

「早く夏休み終わって!」とイライラする前に、今日から小さなお片付け術を試してみませんか?
きっと親子で笑顔の時間が増えますよ。

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